【発売日】 1995年7月28日
【発売元】 バンダイ
【開発元】 トーセ
【ジャンル】 格闘ゲーム
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ドラゴンボールZ KAKAROT + 新たなる覚醒セット
バンダイナムコエンターテインメント 【Switch】ドラゴンボールZ KAKAROT + 新たなる覚醒セット [HAC-P-A2APA ドラゴンボールZ カカロ..
概要 (説明は『Wikipedia』より)
プレイステーションで発売された、人気アニメ『ドラゴンボールZ』の対戦格闘ゲーム。
当時としては破格の22名(+5名)のキャラが登場する。
システム・必殺技・BGMなど多くの要素がSFCの『超武闘伝』シリーズと共通しており、実質的な続編となっている。
パンチ・キック・光弾・舞空術といった基本的な操作は武闘伝シリーズと同じ。
さらにバックステップ・光弾弾き・気を消費して光弾をかき消すバリアーといったアクションが追加された。
キャラクターのグラフィックは2Dセル画取り込みで、背景はポリゴンで描写されるようになった。
スタート時にオープニングアニメが流れるほか、対戦前後にはボイス付きの短いアニメが挿入され、悟空対フリーザなど特定の組み合わせでは原作を再現したやりとりが行われる。
対戦前後のアニメは途中スキップできないが、オプションでOFFにすることは可能。
ロード時間は5~10秒程度で、当時としては平均的な長さ。
デュアルスクリーンによる画面分割やデモ必殺技が廃止された。
舞空術での上昇・下降がゆっくりになり、移動中にも攻撃が当たるようになった。
通常のエネルギー弾でも気力を消費するようになった。
気力ゲージ溜めはパンチ・キック・光弾いずれかのボタンの長押しに変更された。
気を溜められないキャラも存在する。
天下一武道会モードの参加人数が8名から16名へと増加した。
通常22名+隠し5名の27キャラが登場。
武闘伝シリーズで最もキャラが多かった初代でも13名(うち2名は色違い)だったのと比べて大きく増加した。
面子もナメック星編以降の主役級をほぼ網羅した上でクリリン・天津飯・ギニューなどこれまで登場しなかった人気キャラを揃えており、ファン納得のラインナップだろう。
超武闘伝シリーズの『1~3』の登場キャラ*3に加え、MDで発売された『武勇列伝』のキャラを加えた今までのシリーズの総集編ともいえるラインナップ。
隠しキャラ5名はタイトル画面で隠しコマンドを入力すると追加される(タイトル画面も「Ultimate Battle 27」に変わる)。
中でも悟空の最強形態である超サイヤ人3や映画で鮮烈な印象を残したゴジータの登場はファンを喜ばせた。
亀仙人を演じた宮内幸平氏は本作発売前に亡くなっており、本作は氏の演じる亀仙人を操作できる数少ない作品でもある。
オープニングアニメは、全22キャラが順に登場する力の入った出来で、テレビアニメと比べても遜色ないクオリティ。
このアニメは隠しキャラ5名にも用意されており、スタッフのこだわりが窺える。
良質なBGM。
武闘伝2・3の人気曲がアレンジされて使われているほか、新規曲も負けず劣らずクオリティが高い。
特に未来トランクスのテーマは評価が高く、後に影山ヒロノブ氏のボーカル入り版が作られるほど。
一部のキャラはピヨリ時や気力が切れた際に独自の動きを見せるようになった。
特に「待ったー!待ったー!」と必死にタンマをかけるギニューは必見。
隠し技として原作で使われた必殺技が多数追加。
瞬間移動かめはめ波や魔空包囲弾といった印象的な技から、悟飯がセル戦で放った構えなしからのかめはめ波など意外なもの、入れ替わりをきちんと再現したギニューのボディチェンジなどバリエーション豊かで、キャラの魅力向上に一役買っている。
魔貫光殺砲や気円斬など一部の技はガード不可能になっているなど、個性化も図られている。
デュアルラインの削除に伴ってシリーズの売りであるデモ必殺技が廃止。
DBらしい派手な必殺技の撃ち合いを再現できるシステムだっただけに、ファンからは不満の声が大きかった。
かめはめ波などのデモ必殺技だった技は武闘伝2・3で至近距離で使った時のような発射が遅い代わりに威力の高い飛び道具となったが、近距離では余裕で潰され、遠距離ではジャンプや舞空術などで容易にかわされるため極めて使い勝手が悪い。
防御側の駆け引きも減少し、光弾を打ち返しての連打勝負は出来なくなった。
気力を消費してかき消す事は出来るものの大抵の場合は普通に避けられるのでありがたみが少ない。
また、かめはめ波や魔貫光殺砲のような光線状の技であっても見た目は巨大なエネルギー弾になってしまうため、いわゆる魅せ技としての価値も低い。
やかましいくらいに迫力があったサウンドも欠片もなく、終始貧相なエフェクトとサウンドで表現されるため、拍子抜けする。
登場キャラクターの大幅増加やアニメーションの導入などでキャラゲーとしての魅力は高まった一方、ゲーム性は武闘伝シリーズから進歩がなく、一部劣化した部分もあったりと、格ゲーとしてはあまり褒められた出来ではない。
とはいえ原作が超人気作品だけに多数の人気キャラクターを使える点は大きく、これといった不具合やストレスを感じる要素も見当たらないので、ドラゴンボールのキャラゲーとしては十分に遊べる出来ではある。
●キャラクター
・孫悟空(声:野沢雅子)
・少年孫悟飯(声:野沢雅子)
・グレートサイヤマン(声:野沢雅子)
・孫悟天(声:野沢雅子)
・凶戦士ベジータ(声:堀川りょう)
・TRUNKS(声:草尾毅)
・トランクス(声:草尾毅)
・ピッコロ(声:古川登志夫)
・クリリン(声:田中真弓)
・天津飯(声:鈴置洋孝)
・ゴテンクス(声:野沢雅子&草尾毅)
・界王神(声:三ツ矢雄二)
・ザーボン(声:速水奨)
・リクーム(声:内海賢二)
・ギニュー隊長(声:堀秀行)
・フリーザ(声:中尾隆聖)
・人造人間18号(声:伊藤美紀)
・人造人間16号(声:緑川光)
・セル(声:若本規夫)
・ダーブラ(声:大友龍三郎)
・魔人ブウ(声:塩屋浩三)
・超ブウ(声:塩屋浩三)
・超サイヤ人3孫悟空(声:野沢雅子)
・ゴジータ(声:野沢雅子&堀川亮)
・少年孫悟空(声:野沢雅子)
・亀仙人(声:宮内幸平)
・ミスターサタン(声:郷里大輔)
・アナウンサー(声:鈴置洋孝)
・ウーロン(声:龍田直樹)
・プーアル(声:渡辺菜生子)
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