【発売日】 1995年8月25日
【発売元】 ZOOM
【開発元】 ZOOM
【ジャンル】 格闘ゲーム
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●概要 (説明は『Wikipedia』より)
1995年にZOOMから発売された、プレイステーション用3D格闘アクションゲームである。
ジェノサイド、ファランクスなどのX68000用ゲームソフトで知られたZOOMのプレイステーション参入第1作である。
パンチ、キック、防御の3ボタンを駆使し、相手の体力を”0″にするか、リングアウトさせるか、またはタイムオーバーを狙うかして勝ち進んでいくもの。
必殺技で押すタイプのゲームではなく、通常技の組み合わせによる連続技の気持ちよさを押し出したゲームスタイルを特徴としている。
ハードウェアの機能を生かした流麗な動きで知られた。
電脳空間上での「攻性プログラム」を操作し、最終ボスを倒すのが目的である。
仮想空間上ということで多彩なステージ演出や、ロボットという外観でありながらどこか人間らしい動きをするユニット達が特徴。
プレイヤーは8体+αの攻性プログラムから自機を選択することができる。
操作方法はレバー+3ボタン(ガード、パンチ、キック)と、バーチャファイターと同じ操作形式である。
攻撃を受けると外装が破壊され、破壊された部位に攻撃が当たると普段以上の大打撃を受けるなど、ロボットらしい演出もされている。
各攻性ユニットを作り出したプログラマー達は“XTAL TOWER”の首謀四人であり、各ユニットも自発的な意思を持っている。
PS版第1作(ゲームアーカイブス版を含む)には、おまけゲームとしてZOOMの過去作品の縮小版:「Tiny PHALANX」が収録されている。
●ストーリー
時は近未来。
高度な電子通信技術の発展に伴い、かつての電話回線の普及の如く世界中の家庭レベルまで浸透し、社会的空間や秩序も形成され始めていた「ネットワーク空間」に、突如“XTAL TOWER(イクストル・タワー)”と名乗る謎のデータライブラリの開設告知が大々的に流れた。
そこには世界中から集められた各国家の重要機密がコレクションされており、近日「一般公開」するという。
通常ではアクセス不可能な情報を恐るべき技術力によって持ち去っていったという事実、そして優秀なハッカー集団の存在に各国の情報機関は驚愕した。
公開されれば世界中の軍事・経済のバランスは崩壊する。
やがて、各国宛に“XTAL”の名で招待メールが届けられた。
「ライブラリ公開前に、我々の作り上げた攻性プログラムユニットを使ってゲームをしよう。一定時間内に他のユニットを倒し、見事我々の元までたどり着けたら公開は中止。我々も消え去ろう。」
そんな彼らの提案は“XTAL TOWER”内部を舞台に、プログラム同志のバトルという形で実行されたのだった。
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