がんばれゴエモン~宇宙海賊アコギング~(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1996年3月22日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 アクションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

プレイステーション版「がんばれゴエモン」シリーズの第1作目。

シリーズ10周年記念作品。

SFCシリーズと同じくドットグラフィックによる2Dアクションだが、一部のボス戦などで3Dグラフィックによる演出を取り入れているのが特徴。

システム面ではSFC版『3』を踏襲している。

町を拠点に各地を回りながらステージに入りボスを倒していく、SFC版『3』を踏襲したアドベンチャー要素の強い内容となっている。

プレイヤーキャラはシリーズお馴染みのゴエモンとエビス丸に加え、サスケとヤエに代わり、新キャラの山賊・ゴロク、宇宙刑事の老婆・ババンが登場。

各キャラを切り替えつつ固有の能力を生かして進んでいく。

本作での武器強化は経験値取得によるレベルアップ方式で行っていく。

各キャラの武器は最初レベル1だが、敵を倒すと経験値が溜まっていき、一定値を超えるとレベルアップして攻撃力と武器性能がアップする。

各地に落ちている招き猫を4つ集めるたびに体力の最大値が増える。

本作は『3』を踏襲した二部構成となっており、前哨戦の「激震インパクトステージ」とボス戦の「巨大メカ戦ステージ」からなる。

2D作品であるため3D作品であった視点移動の要素はなく、『3』までと同様、近づいてきた敵への迎撃がメインとなる。

技構成などの大部分も『3』を踏襲している。

従来作同様、各キャラクターに性能差と能力差が付加されており、状況に応じて使い分けながら進んでいく。

また、本作ではダンジョンを除くフィールド上では4人全員が隊列を組んで歩くようになっており、そのままボス戦に突入する場合もある。

場に応じてキャラを変更しながら進んでいくアクションゲーム性、随所に含まれるギャグなど、シリーズ特有の面白さは健在。

独自のステージとして、上下の操作が逆転する「川下り」と、同社制作のシューティングゲームのオマージュステージ「カメディウス」が用意されている。

中盤に出てくる妖怪山姥は演出もあって非常に怖いと好評である。

BGMは過去作のアレンジ曲が多数を占めているが、いずれも良アレンジ曲が揃っている。

特に「キンカクギンカクの塔」(『からくり道中』のステージ曲アレンジ)や「亀神殿」(『ゆき姫救出絵巻』の琉球城アレンジ)などのステージBGMは全体的に高評価。

心が洗われるようなメロディの「竜の宮」(『ゆき姫救出絵巻』の曲「ネコがおんねん」のアレンジ)など、ステージBGM以外も人気。

無論、新規曲も過去曲に劣らず良曲揃いである。

本作のイメージに見事にマッチングしたメインテーマ、コミカルな和風ロックかと思いきやヘビメタ全開のボス曲など、他のシリーズ作品にも引けを取らない。

作曲陣は山根ミチル氏、山岡晃氏、古川もとあき氏と言った大御所が名を連ねている。

CD-ROM媒体になり容量の増加のおかげでアニメーションが滑らかになった。

オープニングではPCEのCD-ROM2のような2Dアニメーションムービーが流れる。

音声は無いがクオリティはなかなか。

一部のシーンでは3DCGムービーも流れる。

インパクトに搭乗するシーンはCGとアニメ絵を融合させたような演出である。

旧作に回帰したインパクト戦。

構成自体は完全な2Dで敵への迎撃がメインなので視点移動の要素がある3D作品に比べて迫力はやや落ちるが、戦闘自体は3D化されており、旧作同様の迫力でバトルが楽しめる。

コクピット画面自体は2Dで描かれているため、3D作品におけるインパクト戦で削除されたコクピット側のパイロット描写や戦闘開始前の敵とのやりとりが復活しており、『3』同様ににぎやかになった。

搭乗デモ時の演出やBGM、激震インパクト時のBGMも『3』を踏襲しているので、プレイ済みの人はニヤリとできるだろう。

SFC版『3』のラスボスだった獅子重禄兵衛が再登場し、意外な形でゴエモン一行を助けてくれる。

今作はゴエモンシリーズでも屈指の高難度を誇っているが、いずれも調整不足に起因するバランスの悪さやシステム上の不備がその要因のほとんどを占めている。

過去作の良点の踏襲と上質なBGMは十分に及第点と言えるレベルであったが、不安定なゲームバランスと難易度の高さがネックとなってしまい、難易度以外の細かい点でも不備が多いことも相まって、名作と呼ぶには今一歩足りない、惜しい出来栄えに落ち着いてしまった。

またお馴染みのレギュラーキャラクター4人のうち、トップクラスの人気を誇っているサスケとヤエ双方が使えないというのも、シリーズファンにとっては大きなマイナスポイントとなってしまったのは否めないだろう。

悪評・不評がほとんどを占めているPS版シリーズの作品の中では辛うじてシリーズらしい作風はキープできており、根本的なゲーム性と面白さも旧作からしっかりと引き継いでいる。

それだけに、このバランスの悪さが惜しいところであった。

●ストーリー
ある真夜中のはぐれ町。
何故か素っ裸で眠りこけていたゴエモンは、駆けつけてきたエビス丸に叩き起こされる。
彼が言うにはどうやら裏山で山火事が起きているらしい。
様子を見に行ったうらら山で、山賊ゴロクと出会いを彼を仲間に加えたゴエモン達は探索の末、大破した謎の宇宙船と、
その持ち主である宇宙警察銀河大隊の女刑事ババンと出会う。

彼女が言うには、宇宙中の宝を我がものにしようと企む宇宙海賊アコギングの船との交戦の末、船が大破し地球に流れ着いてきたという。
アコギングの魔の手が地球に及んでいるらしいと知ったゴエモンたちは、ババンも仲間に加え、新たな冒険の旅に出るのであった。

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[game-1]

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