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【発売日】 1996年5月31日
【発売元】 メディアエンターテイメント
【開発元】 メディアエンターテイメント
【ジャンル】 シューティングゲーム

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【中古】PSソフト キュイーン

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発売日 1996/05/31 メーカー メディアエ 型番 SLPS-00214 JAN 4997232100010 声優 永島由子  小野綾子  備考 プレイステーション(Playstation)用ソフト 関連商品はこちらから 永島由子  小野綾子  メディアエ 

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

メディアエンターテイメントより1996年5月31日に発売されたPlayStation用のシューティングゲーム。

PS初期にひっそりと発売されたシューティングゲーム。

主人公は幼い兄妹で、絵本の世界を掃除機に乗って冒険する。

製作は、後に『コワイシャシン ~心霊写真奇譚~』『焼肉奉行』などを手がけるメディアエンターテイメント。

パッケージはいかにも幼児向けといった雰囲気で、グラフィックも簡素な作りとなっている。

大人が見るとスルーしてしまいそうだが、実際のゲーム性は本格的で、出荷本数に対する支持の高さから中古価格も高騰している。

PSを代表するプレミアソフトの一角である。

全7面の横スクロールSTG。

悪い魔法使いによってめちゃくちゃにされた絵本の世界を戻すため、各地のボスを倒して魔法使いをこらしめに向かう。

舞台はグリム童話がモチーフとなっている。

「かえるの王様」「マリアの子ども」「赤ずきん」「白雪姫」「忠義者のヨハネス」「ブレーメンの音楽隊」の世界を順に攻略し、最後は魔法使いが生み出した異世界に突入する。

難易度は「かんたん」「がんばる」の2種類。

メモリーカードを使うことで、スコアランキングの保存ができる。

2人プレイ対応。

吸引が本作最大の特徴。

『キュイーン』というタイトルもまた、掃除機の駆動音を”吸引”に引っ掛けたダジャレである。

今作では掃除機の先端に敵や弾を合わせると、それを自動で吸い込んでくれる。

敵を吸い込む場合、体力に関係無く一撃で倒す事ができる。

ただしどんな敵や弾でも吸い込めるわけではない。

吸い込める敵には青の、そうでない敵には赤のエフェクトがちらついている。

敵を吸い込む事で、クリア砲のゲージが蓄積されていく。

このため、冒険を進めるうえでほぼ必須のアクションとなる。

吸引は敵を一撃で倒す事ができ、上手く決まると爽快感が強い。

掃除機は多くの敵弾を吸引してくれるため、弾幕避けのテクニックが無くてもゴリ押しが効くようになっており、STGに不慣れなプレイヤーも安心して楽しめる。

敵を吸い込めるかどうかに応じた戦略の見極めも楽しい。

遠距離なら簡単に倒せる敵でも、吸引する場合には近づかなければならない。

近距離ほどリターンが増えるという、STGらしい駆け引きが盛り込まれている。

ゲーム序盤は適当に弾を撃っているだけで容易に突破できるが、稼ぎを求めて吸引を狙うと一気に難易度が跳ね上がる。

プレイヤーの実力に応じて、適度なやりごたえを味わえる。

本作は難易度曲線の振れ幅が広い。

序盤はとっつきやすく、終盤は大きなやりがいを感じられる。

ゲーム序盤は難易度が低く、安全優先で行動すれば死ぬことのない調整がされている。

ゲームシステムの基礎を身につけるのに最適である。

見た目通りの簡単なゲームかと思いきや、2面からは敵が大量に押し寄せてくる。

強力武器をもってしても倒しきれず、吸引の使い方や弾避けを考えさせられる絶妙な難易度となっていく。

6面からは相当に難しく、根気よく挑んでパターンを掴まなければ突破できない。

その分、突破できた時は痛快である。

特にラスボスはノーミス狙いにおいてかなりの強敵として名高い。

どのステージも元ネタに合わせてちょっとしたストーリー仕立てになっており、プレイヤーを飽きさせない。

童話に応じたさまざまな世界観を体験でき、時にはびっくりするようなギミックも仕込まれている。

「ひょうたんから駒」とはよく言ったもので、パッケージの世界観からは想像できない手堅さが楽しめる一作。

肝心の子供が遊ぶには厳しいものの、作り込みはとても丁寧で、ゲーム好きの大人が手に取る分にはきちんとした面白さが保証されている。

STG慣れしていないプレイヤーであっても、様々な親切設計のおかげで気軽に楽しむことが可能である。

●キャラクター
・ひろ君(声 – 永島由子)
・あいちゃん(声 – 小野綾子)

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