【発売日】 1996年6月28日
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 スポーツゲーム
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【中古】 ハイパーオリンピック イン アトランタ/PS
概要 (説明は『Wikipedia』より)
コナミより1996年6月28日に発売されたPlayStation用のスポーツゲーム。
1983年から続くコナミの人気シリーズ、ハイパーオリンピック。
本作はJOC(日本オリンピック委員会)から正式に許諾を得て、12年ぶりに「オリンピック」の名を冠した作品となった。
まず、選手の名前と国籍を決定する。
選手は計4名で、プレイヤーが操作しないキャラはコンピューターになる。
国籍はアメリカ、ロシア、ドイツ、中国、キューバ、韓国、フランス、オーストラリア、カナダ、イギリス、日本、ケニアから選べる。
次に種目を選ぶ。種目は100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、水泳自由形、110mハードル、走り高跳び、ハンマー投げ、三段跳び、槍投げ、棒高跳び、円盤投げの11種目。
個々の種目には目標スコアが定められており、このスコアを上回れなかった場合は失格となる。
目標を上回れた場合は、成績に応じてポイントが与えられる。
全ての種目をこなして、総ポイント数の多い選手の優勝となる。
ハッキリ言ってファミコン時代からゲーム内容が全くと言っていいほど進化していない。
まず全11種目という種目数。
なんとファミコンの『コナミックスポーツ イン ソウル』の14種目から減少している。
相変わらずの連打がすべてのゲーム性。
操作方法もハイパーオリンピックシリーズの伝統に乗っ取り、正々堂々連打のみという漢らしさ。
プレイステーション円熟期を迎える頃合いの1996年に出たのか理解に苦しむ程に時代遅れなゲーム。
グラフィック以外はそれこそファミコンでも十分再現できるレベルの内容の薄さである。
ファミコン時代なら良作と評されたかもしれないが、この時期にハード性能の向上した次世代機で出す作品としてはいただけない。
本作を評価するに当たっては、「8割連打2割タイミング」という極限までシンプル化された操作をどう受け止めるか、がポイントになるだろう。
よく言えば「わかりやすくとっつきやすい」と言えなくもないが、プレイの幅があまりにも狭すぎるため、繰り返しプレイすると速攻で飽きるという致命的な問題点でもある。
総合的には、ゲームとしての完成度に大きな疑問符が付けられることは避けられないだろう。
現実にオリンピック競技として正式認定されたスポーツの数の多さも踏まえれば、時代に合わせて新しい種目を多く取り入れ、ゲーム性においても根本的にテコ入れを行って然るべきであったが、それすらもなかったためにただ古臭いだけのゲームとなってしまった。
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