トバルNo.1(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1996年8月2日
【発売元】 スクウェア
【開発元】 ドリームファクトリー
【ジャンル】 格闘ゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

スクウェアより1996年8月2日に発売されたPlayStation用の格闘ゲーム。

スクウェアのPlayStation参入第1弾タイトルとして発売された。

開発に『鉄拳シリーズ』(ナムコ)や『バーチャファイターシリーズ』(セガ)の主要スタッフが集まって設立したドリームファクトリー、キャラクターデザインに鳥山明という人材が起用された。

また、翌年発売予定となっていた『ファイナルファンタジーVII』(以下『FFVII』)の体験版が収録されたディスク「SQUARE’S PREVIEW」が付属されている。

世界累計販売本数は92万本。

本作のキャラクターデザインや設定、世界観は鳥山明が手がけている。

鳥山明により、本作に登場するキャラクターは「格闘ゲームであること」、「3Dで表現されること」を考えて描き下ろされた。

そのため、小さいキャラクターで大きなキャラクターを倒す、イールやオライムスなどの人間以外のキャラクターとの対戦などバラエティあふれる格闘を実現するために、キャラクターに様々な体格差や身体的特徴をつけたという。

ストーリーは惑星トバルを舞台とした闘技会「第98回 TOBAL No.1」で展開される。

地球歴2048年、格闘マニアであるトバルの王・ウダン皇帝が支配する惑星で200日に1度開催される格闘技大会に参加した地球人や異星人、ロボットたちが入り混じってトバルNo.1を目指す。

3つのボタンに上段攻撃・中段攻撃・下段攻撃が割り当てられ、それらと方向キーとの組み合わせによって技を出す。

攻撃をパンチやキックといった「手段」ではなく上・中・下という「属性」に抽象化したことで、それまでの格闘ゲームにおいて必要悪であった「しゃがみパンチ」などの不自然な現象をなくすことができ、また任意に中段攻撃を出せるため常に緊張感のある駆け引きを楽しむことができるようになっている。

移動は方向キーによって行い、原則として左右キーで前後方向へ、上下キーで奥行き方向へ移動する。

ガードはR1によって行う。

R1を押しながら攻撃ボタンを押すとそれぞれの強攻撃となるが、中段ボタンの場合は「つかみ」となる。

「つかみ」は柔道の「組み手」のようなもので、相手をつかんだあとは、相手を動かす・打撃を加える・投げ飛ばすの三種類から行動を選ぶ。

つかまれた側も状況に応じた反応することで相手から主導権を奪い返すことができる。

R1を押しながら下キーを押すと下段ガードになり、ジャンプはL1で行う。

現在ではこうした操作系統は珍しくないが、発売当時は実験的と言えるほど新しいものだった。

特にトリガーボタンを活用した操作方法はコンシューマーゲームのコントローラパッドで三次元空間を自由に移動するのに適したもので、のちに3Dアクションゲームなどでこの操作系統が引き継がれることとなる。

ステージは正方形のリングで、リングの外に出るとリングアウトとなり、負けとなる。

全体的に一撃が重く、また重力が大きめに設定されている。

本作のシステムは続編の『トバル2』で大幅に改良を加えられ、その後も『エアガイツ』、『バウンサー』とそれぞれのゲームデザインに見合った変更を施されながら踏襲されていくこととなった。

●キャラクター
・チュージ・ウー(声優 : 緑川光)
・エポン(声優 : 永島由子)
・オライムス(声優 : 青野武)
・ホム(声優 : 龍田直樹)
・フェイ・プウスー(声優 : 八奈見乗児)
・マリー・イボンスカヤ(声優 : 中友子)
・イール・ゴガ(声優 : 郷里大輔)
・グリン・カッツ(声優 : 神谷明)
・ムーフー(声優 : 龍田直樹)
・怪人ノーク(声優 : 佐藤正治)
・ウダン皇帝(声優 : 古川登志夫)

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