【発売日】 1996年9月27日
【発売元】 トンキンハウス
【開発元】 システムサコム
【ジャンル】 サウンドノベルゲーム
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【中古】PS 黒ノ十三
【中古】[PS] 黒ノ十三 トンキンハウス (19960927)
概要 (説明は『Wikipedia』より)
トンキンハウスより1996年9月27日に発売されたPlayStation用のサウンドノベルゲーム。
人気作家・綾辻行人氏が監修を務めたホラーノベル。
本作には複数の執筆者からなる十三編の、それぞれに“形”の異なる「恐怖」の物語が収められている。
シナリオは全部で13本。
ゲーム開始時点では4本のみ解放されている。
そのシナリオを全て読むと4本ずつ新たなシナリオが解放されていき、12本の物語を読むと綾辻氏原作の最終シナリオ「鉄橋」がプレイできる。
各シナリオのジャンルは、不気味な話・不思議な話・不条理系など様々だが、いずれもメインテーマは「恐怖」であり、ハッピーとは言えない結末を迎えるものが多い。
シナリオの途中には選択肢(常に3択)が登場する。
なお、正解はいずれの場合も1つだけで、残りの2つを選ぶと必ずゲームオーバーとなる。
いわゆる即死ゲー。
バッドエンドの内容については、むしろ正規終了の結末よりも平穏であったり、ギャグ色が強かったりするものもある。
ゲームオーバー時には、「“黒ノ十三”(タイトルで表示される本)が呪われる」ようなムービーが流れる。
意外に種類が多い。
大元のコンセプトである恐怖を正面から描いた作品は評価の高いものが多い。
中でも「羽音」というシナリオは全作品中でも非常にインパクトの強い内容である。
気分が悪くなるとさえ言われるその凄まじさは、本作を鬱ゲーとして有名なものにした。
BGMの質は良く、種類も多い。
サウンドテストも用意されている。
シナリオの評価はものによってまちまちであり、読後感も含めた完成度を高く評価されているシナリオもあれば、練り込みの浅いシナリオもある。
全体については「出来の差が激しい」と言われやすく、良くも悪くも複数ライター制にありがちな評価となった。
ゲームオーバー展開についても、本来の物語とはまた違った恐怖を味わえる良作から、「何事もなく朝を迎えました」「あなたは死にました」といったやっつけ仕事まで玉石混淆。
様々な角度から様々な恐怖を描いた本作は、オムニバスホラーノベルとしての立脚点に忠実な出来に仕上がったと言える。
救いのない結末も含めて1つの物語として描き切る方向性などから『世にも奇妙な物語』となぞらえられることもあり、マイナーながらファンからは愛されている作品である。
システム面の不親切さとそこからくるテンポの悪さがサウンドノベル作品としての快適性を損なっていること、練り込みの浅いシナリオが含まれていることなど、良作として扱うには幾分疑問が残るものの、画像の枚数やBGMの種類は多く、気に入る物語に出会える可能性は高い。
ADVゲームの好きな人なら、大いに触れてみる価値があるだろう。
[game-1]黒ノ十三(最新無料動画を楽しみましょう♪)