【発売日】 1996年10月25日
【発売元】 ヒューマン
【開発元】 ヒューマン
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ヒューマンより1996年10月25日に発売されたPlayStation用のシミュレーションゲーム。
複数の原画家と多彩な声優を駆使した豪華で壮大な作品…を想定していたと思われるが、ストーリーは説明不足、バトルは練り込み不足で中途半端。
結局は典型的な声優(だけ)ゲーになってしまった。
声優は37人(ゲスト含め40人)、原画家は22人もいる。
主要キャラには当時活躍していた人気声優を起用しており、新人の有象無象の中にも現在ベテランとして活躍している声優がちらほらいる。
アドベンチャーパートと召喚&バトルパートを交互に行いストーリーを進めていくことになる。
4つの過去、未来、ファンタジー世界に住む総勢20人の女の子の中から、ランダムで4人の女の子のカードが選出される。
ルーレットで時間を決めた後、4人の中から一人を選択、召喚し、強制的に戦わせる。
時間帯によっては不調だったり、上機嫌でステータスがアップしたり、眠っていたりする。
ルーレットの目押しや、今現在の様子を示唆するメッセージを見て、行動を予測した選択が必要。
コマンドは「直接攻撃」「間接攻撃」「おまかせ」「撤退」がある。
直接攻撃は近接、間接攻撃は遠距離。
遠距離攻撃と近距離攻撃の任意選択型ターン性バトルで、間合いが離れた位置で違う距離の攻撃を選択すると、移動でターンを消費するというシステム。
撤退は精神力(召喚者のHP)を少し消費しバトルを強制終了する。
バトルは召喚キャラクターが倒されるか撤退するまで続き、終わると次の召喚に移行。
どちらかの精神力が無くなるまでこの召喚とバトルを繰り返し、戦うことになる。
アイディア自体は独創的で、全体を見れば一応はまとまっており、一見すると面白そうに見える。
しかし蓋を開ければ度重なるロード、戦略性の無いバトルパート、説明不足から来る支離滅裂なストーリー、微妙な召喚キャラクター達。
ゲームとしての質は劣悪である。
しかし召喚システムや多数の原画家採用など光るものもあり、ストーリーを普通に完結する、バトルを普通に遊べるものにする、ロードを快適にする、そのように当たり前のレベルに作っていれば、また違った評価になったかもしれない。
何故このクオリティのままでGOを出してしまったのか。
●ストーリー
現代の高校生昇(ノボル)はいつからか、夢の中で神々の世界「おりんぽす」に迷い込むようになってしまう。
そしてある日夢の中で出会った少女にふたたび会うため、妖精ニルヴァーナと共に、異世界から女の子達を召喚し立ち塞がる敵と戦う。
●声優
かないみか・笠原弘子・富沢美智恵・久川綾・冬馬由美・岩男潤子・草地章江・石井康嗣・平松晶子・結城比呂・一条和矢・巻島直樹・花田光・河口弘・肥後誠・谷山紀章・ひと美・雪乃五月・中尾あづさ・松本加代子・飯島京子・伊賀絵里香・村山有里・前川優子・福原静・湯浅香織・岡田真理子・長田梢・中村美紗・並木のり子・宮川美保・伊藤紀子・岸尾大輔・森貞文則・内藤玲・中井将貴・永野善一・志倉千代丸・杉山千春・市万田俊也
●原画家
平井久司・大島康弘・石井明治・入江健司・うちみけ清香・おちたかまたか・天野みちる・瀧清流・塚本ひじく・土器手司・広田麻由美・まんだ林檎・みつかたけい・山田ひより・宮本崇・中沢数宣・藤原速雄・城井るか・鈴木司郎・関可子
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