【発売日】 1996年11月1日
【発売元】 ソニー・コンピュータエンタテインメント
【開発元】 ジークラフト
【ジャンル】 シミュレーションロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ソニー・コンピュータエンタテインメントより1996年11月1日に発売されたPlayStation用のシミュレーションロールプレイングゲーム。
「光と音のRPG」がキャッチフレーズのRPG『アークザラッド』の続編。
前作が「シナリオが短く中途半端」と批判されたのに対し、本作はそのストーリーの完結編的位置づけでもある。
前作の物語の続きではあるが、ストーリーは新主人公「エルク」の視点から始まり、新しいキャラと舞台による展開がしばらく続く。
前作では精霊の力を得た主人公「アーク」が世界を救う手段を求めて奔走する話だったが、本作序盤は「ハンター」であるエルクがモンスターを操る少女リーザと出会い、やがて自身の過去の因縁に決着を付けに向かう…と言う、一見前作とあまり関係なさそうなシナリオとなっている。
しかしストーリーが進むにつれて前作とのリンクが強まっていき、やがてエルクとアークの物語は交差し、一つに収束していく。
アーク一行はテロリストとして指名手配されていたり、ある理由からエルクに仇として敵視されていたりと当初は(前作の彼等を知らない人からすれば)悪と思えるような描かれ方をされるが、徐々に彼等もエルクの物語の舞台上に姿を現し、エルク一行と関わり合う事になる。
しばらくエルク一行がバラバラに行動する期間があるのだが、ここでエルク側の各キャラがアーク側のキャラと出会い、行動を共にするという形で少しずつ合流していく。
前作からプレイしている人は、手塩に掛けた二つのパーティが徐々に手を取り合っていく展開に胸が熱くなる事請け合い。
シナリオのボリュームは膨大で、特に悪役「四将軍」の1人ガルアーノとの戦いはストーリーの半分ほどを占め、ガルアーノ本人との戦いもBGM”四天王戦”との相乗効果で迫力がある。
前作の問題点でもあったボリューム不足を補って余りありすぎる大作となっており、「茶碗一杯で少なすぎると文句を言ったら炊飯機ごと出てきた」と某雑誌のレビューでもネタにされた。
前作の見どころだった「随所で声優によって吹き込まれた台詞を喋る」は健在。
またドット絵ながら多彩なアニメーションを見せるのも魅力の1つ。
本作での仲間は新キャラ7人+前作の七英雄5人+隠しキャラ1人+αとかなり多く、これに加えてモンスターを仲間に加えることが可能。
前作の舞台となった国は全て再登場する他、新たに多数の国に訪れる事になる。
それぞれの国で文化や風土が異なり、一般的なRPGによくある中世的な世界観のみならず、ビルの立ち並ぶ近代都市からウエスタン、アジアン、ヨーロッパ風…と様々な文化を取り入れているのが特徴。
魔法や精霊などが登場するいわゆるファンタジーに属するが、その一方で近代的なハイテク兵器や巨大飛行船、研究所、改造人間等のSF的要素もかなり強い。
戦闘システムは基本的に前作と同じなのだが、攻撃時のエフェクトやSE、スピード感は大きく進化。
「槍」や「マシンガン」など遠距離に攻撃できるものをはじめ、武器の種類も大きく増えた。
一部を除いたほぼ全てのキャラクターは、2~3種類の武器を装備可能。
これにより様々な戦い方が可能となった。
アニメーションも各種個別に用意されている。
各武器には熟練度システムが設けられており、これが上がる事でより高いダメージを与えられるようになり、攻撃エフェクトも多彩化していく。
魔法や技などの特殊能力の数も大幅に増えた。
また、前作と違ってレベル1-3を任意で使い分けられるようになり、利便性が大きく向上している。
元々前作は戦闘とイベント以外は全体マップから目的地を選択する程度で、むしろ戦闘システムと合わせてシミュレーションに近いゲーム内容だった。
サブイベント自体は多数用意されていたが行ける場所は少なく、主人公を操作できるのも一部のマップだけで、ストーリーを進めるのとアイテム探し以外は基本戦闘ぐらいしかやる事が無かった。
今作からは各種ショップに、街やダンジョンの探索と言った要素が追加され、正真正銘RPGを名乗れるシステムとなっている。
キャラクターや特殊能力はおろか、武器などにもレベルが設けられており、戦闘で使い込む事でより強力になっていく。
また、武器によっては名前が変化し、能力値上昇やステータス異常付加などの様々な特殊効果が付くものもある。
キャラクターの一人であるリーザが特殊能力「ラヴィッシュ」を使用する事で、一定確率でモンスターを仲間にできる。
依頼をこなしたり、各ギルドにポスターに貼られている指名手配モンスターを倒すことによって現金の報酬と「ギルドポイント」を受け取ることが出来る。
依頼の遂行や手配モンスター討伐を請け負うことで、サイドストーリーを楽しむことが出来るようになった。
依頼の中には分岐やミニイベントがあり、その結果によって報酬を全額もらえる大成功の他に中成功・小成功・失敗が存在する。
当然大成功以外は報酬が落ち、大成功以外が多いと「ギルドポイントを一定以上得る」という条件が必要な依頼が開始できなくなる。
こういった多彩なシステムにより、ディスク1枚のみでありながらやり込み要素が恐ろしい事になっており、サブイベントをも網羅すると100時間近いプレイ時間となる。
BGMはF1のテーマこと「TRUTH」や『グランツーリスモ』のメインテーマ「Moon Over The Castle」などでおなじみの安藤まさひろ(T-SQUARE)が前作から引き続き担当。
明快なメロディでダイレクトに感情に訴えかけてくる楽曲の数々はいずれも名曲揃い。
前作の曲も多く使用されている。
本作はバグが非常に多い。
関連しているかどうかは不明だが、データ量が非常に多いため、ディスクにちょっとでも傷がつくと何かしらの不具合やリードミスが起きる可能性がある。
キャラクターやストーリーのみならず、ゲームシステムまでもが魅力的な一作。
このゲーム自体も他の様々な名作RPGの面白い要素を多く取り入れ、それらを大ボリュームを持った一作に纏め上げているのが本作の最大の評価点であり、名作RPGとして名を連ねる理由であろう。
一方で装備品やアイテムの強化と仲間モンスターの強化といったやり込み要素はおそらくスタッフでも想定外であり、大量のバグも含めてそれらを未だに研究をしているチームがある。
後世にまで愛されることは良いことである。
どうも何かが間違っている気もするが…
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