【発売日】 1996年11月1日
【発売元】 バリエ
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
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【中古】(未使用・未開封品)NIGHTRUTH 闇の扉
概要 (説明は『Wikipedia』より)
バリエより1996年11月1日に発売されたPlayStation用のアドベンチャーゲーム。
元々はセガサターンで発売されていたが、本作はそのPS移植版に相当する。
当時は言語化されていなかった”中二病”の要素を盛り込んだホラーサスペンスだが、そのシナリオは出来が悪く、厳しい評価を受けている。
オーソドックスな選択式ADV。
学園を舞台に、不思議な力を持つ高校生たちが超常現象に挑む。
エンディングは4種類あり、分岐は大まかに「召喚ルート」「棺ルート」「人体発火ルート」「旧校舎ルート」に分けられる。
音声は”ほぼ”フルボイス。
地の文に声は入らないが、キャラクターのセリフは声優が声を当てている。
特典として、開発資料を載せたおまけディスクと、主題歌をカバーした8cmCDが付属している。
当時の人気声優を抑えている。
その顔触れも、この当時絶大な人気を誇っていた宮村優子氏や緒方恵美氏らアイドル声優から、若本規夫氏といった渋いチョイスと印象的な人選となっている。
本作はテキストを送るだけではボイスが中断されず、他キャラのセリフが割り込むまで再生が継続される。
「声を最後まで聞くのが面倒」という理由でフルボイスを敬遠する人でも、ゲームテンポをそがれる事なく声優の演技を味わう事ができる。
特典ディスクでは参加声優による顔出しのインタビューが行われているのだが、ヒロイン3人のキャストは声優になった経緯まで語ってくれる。
いちゲームの枠を超えて声優の出自が聞けるのは貴重である。
中二心をそそるノベルゲーム……と言えば聴こえは良いが、本作の問題はそこでは無い。
商業作品にあるまじき文章、煩雑な構成、一貫性の無いテーマに突飛な展開と、物語でやってはいけない要素がとことん詰め込まれている。
これをプレイヤー個人がどう感じるかは別にしても、好意的に評価する声はあまり無く、本作は概ねクソゲーの烙印を押されている。
三幕構成を守らないシナリオは読者の目にどう映るか、創作のいちケースとしては参考になるかもしれない。
●登場人物
・十六夜 慎哉(声優 : 上田祐司)
・水凪 真璃亜(声優 : 宮村優子)
・宮上 麗美香(声優 : 氷上恭子)
・常盤 俊英(声優 : 緒方恵美)
・姫川 藍(声優 : かないみか)
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