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【発売日】　1997年6月27日
【発売元】　バンダイ
【開発元】　アルファシステム
【ジャンル】　ボードゲーム

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概要　（説明は『Wikipedia』より）
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概要　（説明は『Wikipedia』より）

バンダイから1997年6月27日に発売されたPlayStation用のボードゲーム。

桝田省治がバンダイのもとで『商人よ、大志を抱け!!』に続いて総監督として世に送り出した恋愛ボードゲーム。

プレイヤーは次期国王候補の王子の一人であり、ゲームの表向きの目的は1年間の内に有権者である12人のヒロインの心を掴んで票を集め選挙によって次期国王となる事。

しかしそれよりも大事なのは、ゲーム中でも王様から言われるがヒロインと親密になって生涯の伴侶となってもらう事である。

1週間を一区切りとしてゲームが進行し、そのうち月～水曜日はヒロインにプレゼントをしたりその週の冒険（戦闘在り）のパートナーに誘ったりする。

メインとなる木～日曜日はパートナーを伴い、王様が指定したダンジョンに探索に行く。

ゲーム中のあらゆる場面における好感度の上昇値もまたサイコロの目次第。

サイコロ何個分の好感度が上昇するかは場合によるが、当然出目が悪ければあまり上昇しない。

1年の期間が終わるとヒロインによる選挙が行われ次期国王が決まるが、その直後に自分に投票したヒロインへの所謂「告白タイム」が設けられている。

ゲームのテンポがよく、サクサク進むのも楽しい。

ボードゲーム形式なだけの軟派なギャルゲーだと思っていたプレイヤーの度肝を抜いた。

『俺の屍を越えてゆけ』等の様な桝田テイストを求めているなら間違いなくその期待を裏切らないゲームである。

ギャルゲーブームも去りPCアダルトゲームからの移植作品が主となった今でも、育成とは違ったゲーム性を盛り込んだ傑作ギャルゲーとして名高い。

●キャラクター
・アニス・ダンデライオン（声：天野由梨）
・カモミール・アーティチョーク（声：冬馬由美）
・キャラウェイ・ゴールデンロッド（声：勝生真沙子）
・クミン・ケイパーブッシュ（声：皆口裕子）
・コリアンダー・ウォータークレス（声：井上喜久子）
・サフラン・ジプシーワート（声：丹下桜）
・ジンジャー・ビーバーム（声：荒木香恵）
・チコリ・ワームウッド（声：高山みなみ）
・ディル・パースレイン（声：篠原恵美）
・フェンネル・ナスタチウム（声：笠原弘子）
・マレイン・フラックス（声：潘恵子）
・ローズマリー・キャットニップ（声：鶴ひろみ）
・キングヘンリー王（声：内海賢二）
・アンゼリカ（声：井上喜久子）
・大魔道師マジョラム（声：高山みなみ）
・怪盗ヒソップ（声：曽我部和恭）
・タラゴン船長（声：掛川裕彦）
・ニゲラ王子（声：矢尾一樹）
・アルカネット女王（声：冬馬由美）
・悪霊チャービル（声：龍田直樹）
・ベトニー侯爵（声：曽我部和恭）
・コリアンダーの母（声：篠原恵美）
・セルリアック将軍（声：銀河万丈）
・ステビア女王（声：鶴ひろみ）
・イリス（声：荒木香恵）
・ミノネット（声：潘恵子）