火竜娘 柳判官編・高悠環編(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1997年9月25日
【発売元】 ガスト
【開発元】 ガスト、ノウエア
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

ガストから1997年9月25日に発売されたPlayStation用のアドベンチャーゲーム。

ガストが分社後にPSに参画するにあたって初期からタイトルを発表していたソフトでもある。

本編スタート前の性格診断、後述の単語解説システムなど、原典に配慮したシステムも備わっている。

同作は藤 水名子氏の小説「色判官絶句」を原作としており、そのため舞台も小説同様中国明朝末期(1620-1644年)を題材としている。

そのためか、作中にて台詞内の中国語系の単語を解説するシステムが搭載されている。

本作は3Dポリゴンで表現された寧波(ニンポー)の街を探索することでストーリーが進むという形式を取るアドベンチャーである。

「柳判官編」と「高悠環編」の2枚組となっており、それぞれ主人公が異なり別視点から見た物語が楽しめるようになっている。

基本的には、イベントをこなしたらそのイベント中に言われた場所へ向かい、そうしたらまたイベントが起こってストーリーが進み…を繰り返す形式を取っている。

所々で発生する、ストーリーとは無関係のサブイベントによって主人公の性格が刻一刻と変化していくというシステムを採用している。

ストーリー上重要な局面においては、キャラクターにボイスが付く。

当時の中国の情勢が丁寧に描かれており、その中で繰り広げられる人間ドラマは読み物としてはなかなか面白い。

端的に言ってしまえば、クソゲーである。

シナリオやサブイベントなど光る要素ももちろんあるのだが、視界の狭さをはじめとするUI周りがとにかく致命的なまでに酷すぎる。

おそらく、当時の3D化ブームに乗る形でこのような3Dマップ探索型のAVGとなったと思われるが、それを実現するにはあまりにも技術が追い付いていない感がひしひしと伝わる、残念な出来となってしまった。

下手に3Dに手を出さずに純粋なセリフ送りのAVGとして出していたらまた違った評価がされていたかもしれない。

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