【発売日】 1997年10月2日
【発売元】 アスク講談社
【開発元】 日本メディアプログラミング
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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【中古】【良い】ボイスファンタジア失われたボイスパワー
【中古】ボイスファンタジア失われたボイスパワー
概要 (説明は『Wikipedia』より)
アスク講談社から1997年10月2日に発売されたPlayStation用のロールプレイングゲーム。
かの『スタンバイSay You!』で色々と言われた声優・千葉繁氏が脚本・演出・声の出演を担当しているゲーム。
あちらとは発売日がたったの7ヶ月しか差が無く、そのためか雰囲気もあちらに通じるものがある。
一言で言えば、声優が実写で登場する作品。
ジャンルがRPGになっているだけあって、色々な意味で発展している。
そもそもファンタジー世界に実写の人間を入れる事自体、かなり無理がある事なのだが…。
ざっくり説明すると、異世界に飛ばされた主人公が3人の美少女キャラと冒険するファンタジーRPG。
主人公以外のメンバーは剣士インクァイア(CV:横山智佐)、王女フレット(CV:笠原弘子)、魔術師ウィープ(CV:小西寛子)の3人。
よって、この3人とその担当声優を前面に押し出した内容となる。
この3人はボイスパワーという所謂魔法を使用可能で、その名の通り使用すると音声が流れる。
ストーリーの台詞に加えて戦闘その他でも声優の声を堪能できるという作りである。
千葉氏が手掛けたシナリオはお世辞にも出来が良いとは言えず、突っ込み所満載。
昼間は、普通にアニメ調のキャラと冒険するのだが、夜になると、なんとパーティキャラの声優がコスプレをして主人公の部屋にやってくるという、360度捻じ曲がったサービスイベント。
声優を売りにしているのだから当たり前だが、メイン3人以外にも宮村優子氏、千葉氏、佐々木望氏と、声優陣に関して言えば文句無し。
また、後に人気声優となる堀江由衣氏のデビュー作でもある。
キャラクターデザインは現在でも活動しているアダルト漫画家の尾山泰永氏。
この頃はPCゲームでも原画を多数手掛けており、本作もキャラデザインは悪くない。
これで普通のRPGだったらもっと真っ当な評価を受けていた事だろう。
本作を端的に述べるなら「千葉繁は素晴らしい声優だがやはりゲーム作りのセンスは無かった」といった所だろう。
その上千葉氏が携わっていないであろうゲームシステム部分のクオリテイもかなり低い。
そうしたシステム、シナリオ双方の出来の悪さに加え、実写声優をゲームに強引に捻じ込む暴挙の結果、何とも歪で奇怪なゲームが出来上がってしまった。
同じ声優ゲームを買うなら、まだ『スタンバイSay You!』を買った方がましとの意見すらもある。
尤も、それ位なら同じ値段の違うゲームをやるべきだが…。
ただ、「声優自身にキャラを演じさせる」「現実の声優そのものをゲームに落とし込む」というアイデアは、アイドル声優が本職のアイドルのように売り出されている現在の声優事情や2.5次元というタームが大きく広まった昨今のキャラクターコンテンツ業界を鑑みると、ある意味時代を先取りし過ぎたともいえる。
問題はその先進的すぎたアイデアをうまく活かせる人間が製作側に誰一人としていなかった事だろう。
本ゲームの問題点の数々も作る側がそれに振り回された故の迷走と見れなくもない。
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