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【発売日】 1998年2月26日
【発売元】 ヴィジット
【開発元】 ヴィジット
【ジャンル】 サウンドノベルゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ヴィジットから1998年2月26日に発売されたPlayStation用のサウンドノベルゲーム。
大阪のメーカーであるヴィジットが世に出した8本のPS用ノベルゲームの第2弾で、同社が展開していた『ハイパーノベル』シリーズの第2作。
シナリオは、後に『ラブプラス』などを手掛ける大迫純一氏が担当。
システムとしてはオーソドックスなノベルタイプADVであり、よく言えば「完成された」悪く言えば「ありきたりな」ADVとなっている。
人物はすべて『かまいたちの夜』のようなシルエット描画になっている。
ホラーという都合上この描画は相性がよく、「切り飛ばれた頭だけがこちらに話しかける」などかなりショッキングなシーンでも幾分かは落ち着いて望むことが可能。
セーブは選択肢ごとになっており、途中でのセーブは不可。
また路線図風シナリオチャートが存在する。
本作は選択によるシナリオ分岐が多いため、全て読み解くには必須となる。
グラフィックはフルCGであり、当時としてはレベルが高い。
電車の路線図を模した「シナリオチャート」画面が用意されており、自分がどこのルートを読んでいるのかわかりやすい。
シナリオは、ホラー・ギャグ・脱出ものなど複数用意されているが、設定がそれぞれ微妙に干渉し合っており、読み返す事で様々な小ネタが仕込まれていたことを発見できる。
基本的に選択肢を間違うと1発死にする。
『あかずの間』の分岐が少なすぎたということもあるが、本作はシナリオの模様替え具合や舞台設定の特異さなど、良い意味での独自性は出ている。
『ハイパーノベル』シリーズの代表作という扱いなのか同シリーズの中で唯一、PS2用ソフトとして移植も行われたのだが…。