【中古】 Neo ATLAS 1469/PSVITA
【発売日】 1998年2月26日
【発売元】 メディアクエスト
【開発元】 (有)フリップフロップ
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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【中古】PS Neo ATLAS
【中古】PSVITA Neo ATLAS 1469
概要 (説明は『Wikipedia』より)
メディアクエストから1998年2月26日に発売されたPlayStation用のシミュレーションゲーム。
PCなどで発売された『The ATLAS』シリーズを大幅に発展させた続編的ゲーム。
15世紀から17世紀頃、後に大航海時代と呼ばれる頃のヨーロッパ。
主人公は貿易商社の社長になり、ポルトガル国王からの勅命を受けて探検船団を結成し、未開拓地域を調査していく。
15世紀~17世紀と言っているが、史実に近い世界観ではなく、その頃のヨーロッパ人が未開拓世界に抱いた幻想的な世界風景を世界観としている。
主人公は貿易商社なので、街と街を貿易で結んで利益を得る事ができる。
貿易船は数種類から選ぶ事が可能。
それぞれ速度重視、積荷数重視、海賊を返り討ちにする戦闘力重視等といった特徴を持ち、値段も違う。
効率の良い取引をする事で利益を増やす事ができる。
特産品はある程度取引していると在庫がなくなってしまう。
しばらく貿易をしなければ回復するが、貿易ラインを結んで放置しておくと赤字化してしまう。
特産品次第では新たな特産品が登場する事がある。
提督を雇い、探検船団を結成して未開拓地域を探検させる事ができる。
発見された土地に設置された宝箱から、秘宝や遺跡、人種を発見する事ができる。
本作のように「中世」という時代設定を選んだゲームは少なくないが、紛争や政治に重点をおかず、とにかく冒険にのみ焦点を置いているゲームシステムは稀。
ゲーム開始時点で明らかになっているのは、地中海を中心としたヨーロッパの一部のみ。
ここから全世界に確定領域を伸ばしていくわけだが、地形はプレイするたびにランダムに変化し、またプレイヤーの「信じる/信じない」選択によって、ある程度自由に操作することもできる。
提督を効率よく動かしたり、交易路を最適化したりするパズル的要素と、地図を少しずつ確定させていくゲーム性が巧みに噛み合っており、やめ時が見つけづらい。
稀有な世界観、独特なシステム、世界史や博物史ネタにあふれるイベントや発見物、収集探索要素。
それらがプレイするたびに新しい顔を覗かせる。
そしてそれに見合ったクオリティのBGMと登場人物達。
細部に張り巡らされた演出もまた、本作を彩る特筆すべき要素と言えるだろう。
爽快感も派手な演出も無い。
とにかく地味な作品ではあるが、ゲームとしての完成度は高く、これを名作と言わずして何を名作と言うと問う程の一作である。