【中古】[PS]ブシドーブレード弐(BUSHIDO BLADE 2)(19980312)
【発売日】 1998年3月12日
【発売元】 スクウェア
【開発元】 ライトウェイト
【ジャンル】 格闘ゲーム
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【中古】PS ブシドーブレード
ブシドーブレード弐 PS
概要 (説明は『Wikipedia』より)
スクウェアから1998年3月12日に発売されたPlayStation用の格闘ゲーム。
一撃必殺・一撃死の真剣勝負が話題になったスクウェアの3Dチャンバラ格闘アクション『ブシドーブレード』の第2作目。
本作では『鳴鏡館』とは別の流派である『捨陰党』という道場が登場する。
ストーリーモードではこの二つの流派の抗争がメインになり、数百年に渡る因縁に決着をつけるべくそれぞれに属する人物達が死闘を繰り広げる。
前作ではわずか6名+1名と使用できるキャラが少なかったが本作では各流派ごとに10名近くものキャラクターに分かれて所属しており、隠しキャラも含めれば20人以上と非常に多くなった。
流派ごとに使用する武器の形状や構えも若干異なるといった部分でも差別化がなされているのも特徴。
さらに鳴鏡館では長物の武器として『薙刀』を、捨陰党は『槍』を扱うが、この二種に至っては完全に個別の武器で、モーションや技が完全に異なり流派の違いが明確化されている。
前作のサブウェポンは相手にダメージを与えて動きを鈍くするか防御されても体勢を崩すといった効果しかなかったが、本作ではサブウェポンの種類も含めて極めて多彩な効果になった。
手裏剣のような小型の飛び道具は連射可能になったり、防御不可能な花火玉、 急所に当たれば即死する 強力な手斧や小太刀、果ては特定キャラに特効がある カエル や キャラクター自身による気合い声といったおかしなものまでと実に様々。
前作はジャンプやしゃがみ1つ行うためにも複雑な操作が必要だったが、本作ではボタン1つで発動できるようになったりとシンプルな操作性になったため、初心者でも分かりやすくなった。
技を繰り出すコマンド入力も複雑なものが減り、すぐに技を出しやすくなっているのも初心者には優しい点。
ストーリーモードも前作は全体像がよく分からず意味不明なところがあったが、流派対決がメインとなったこともあってシンプルで分かりやすい構成になったので内容が理解しやすくなった。
元々万人受けがし辛い独特のゲーム性だった前作から一転して万人受けを目指したことによりゲームの充実性が増し、多くのユーザーにも遊びやすい作品に進化した。
しかし、良くも悪くもシステマティックな作りとなったことで前作で賛否はありつつも独自の世界観やゲーム性を成立させたプリミティブな面白さは薄れてしまった印象が強く、改変されたシステムや新要素も『ブシドーブレード』という作品には今一つ噛み合わなかった。
システムや雰囲気、ストーリーも含めて『前作の流れに沿って作って欲しかった』と惜しむ声が多いことからも、万人受け狙いを重視し過ぎて『ブシドーブレード』という作品の持ち味を削いで昇華しきれず無難なゲームになってしまったのは残念な点である。
ブシドーブレードシリーズは本作で終了してしまったが、開発チームは後に元気と組んで『剣豪』シリーズを手掛けている。