水滸伝 天導一〇八星(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1998年4月2日
【発売元】 光栄
【開発元】 光栄
【ジャンル】 シミュレーションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

光栄から1998年4月2日に発売されたPlayStation用のシミュレーションゲーム。

光栄が製作・発売した歴史シミュレーションゲームで、『水滸伝 天命の誓い』の続編である。

ゲームの目的も前作と同様に、自勢力を強化して大宋国に巣食う奸臣・高キュウ(ニンベンに求)を打倒することである。

PCで発売された『水滸伝 天導一〇八星』のコンシューマ移植版だったのだが……

要塞のマップが一気に狭くなる。

PC版のように広大な土地を切り開いて優れた要塞を築き上げるというコンセプトが台無し。

あっさり内政=要塞設営は終了する。あとは物資がたまるのを見るだけ。

また、PC版のようなマップ内の高低差がなくなったのでどれもこれも似たような地形になってしまった。

違いは結局、水辺と道の多寡だけという有様。

しかもこれによって水門とそれを使った水計攻撃が削除されてしまった。

要塞と要塞の間に街道のようなものが敷かれており、これを伝って移動・軍事行動をおこなう。

このため、PC版のような自由な行動は一切取れなくなり、結局他の地域制圧型シミュレーションと大差ないものになってしまった。

自勢力の要塞数の増加は必ずしもプラスではないというコンセプトも台無し。

と、いうのも最終目標である東京(とうけい)開封府に隣接するために要塞数をある程度増やす必要があるため。

41個あった要塞が、移植版ではたったの15個に激減している。

しかも要塞の多くがすでに官軍や独立勢力に支配されているのでプレイヤーが新規に旗揚げできる場所は限られている。

また、上記の理由もあって自由な放浪もできなくなっている。

前作の頃から使いにくかったとはいえ、一騎討ちが削除されてしまった。

以上の点により、コンシューマ版はPC版とはまったく別の何かになってしまった。

新キャラの追加。

追加されたのは『金瓶梅』に登場する女性たち。

当然、能力が高いわけでもなく、人数が多いわけでもないので微妙。

しかも一体どこの派生作品を参考にしたのか、人物列伝が原作と乖離している。

現在のPC→据え置き機のようにほぼ完全な移植ができなかった当時としてはやむをえないところもあり、本作にはそれを補うための追加内容などもあるのだが、それも微妙なものであったため、移植元以上の魅力を示すことができずむしろ劣化した部分ばかりが目に付く内容となってしまった。

あまりにこの移植がひどかったからか、コンシューマ版で評価されたイベントの追加やグラフィックの改良などの新要素をPC版にパワーアップキットとして追加することもなかった。

移植版のあおりを食らってWin版もより一層評判を下げることになってしまった。

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