双界儀(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

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【発売日】 1998年5月28日
【発売元】 スクウェア
【開発元】 スクウェア、ユークス
【ジャンル】 アクションアドベンチャーゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

スクウェアから1998年5月28日に発売されたPlayStation用のアクションアドベンチャーゲーム。

『古事記』や『万葉集』のみならず、更には『竹内文書』や『東日流外三郡誌』などの偽書にも発想を得た日本観、陰陽五行思想を取り入れたシステム、極力日本語や漢字に統一された文章、武器を「得物」や「武具」と呼んだり、効果音まで和太鼓や鼓、釣瓶の回る音を思わせるものになっているなど、「和」の雰囲気にこだわった作風が特徴。

この世界である「現世」とその裏の「常世」、生命が吸う「旺氣」、吐き出す「衰氣」などの表裏一体の思想も関わっている。

基本的には後方カメラ視点の3Dアクションゲームである。

HP制で、敵味方にはそれぞれ木氣(色は青)、火氣(色は赤)、土氣(色は黄)、金氣(色は白)、水氣(色は黒)の五つの氣がある。

これらには力を生み出す「相生力を奪う「相克」という相性があり、相克で優位な方が多くのダメージを与えられ、受けるダメージは少ないといった効果がある。

地図上でステージを選ぶと、そこの地名と月が表示される。

ステージ前には使用キャラの選択と能力の強化が行える。

各ステージにはゴールと言える箇所があるが最初は入れず、各地の「衰氣」に満たされたゲージを「旺氣」寄りに満たす必要がある。

その為には敵である寄り神を倒したり、「ガラン石」と呼ばれる物体を破壊する必要がある。

日本神話や陰陽五行といった要素を上手く取り込んだ独特の世界を作り上げている。

五行に関しても敵との相性のみならず、五方輪の服装は各々の五行と同じ色だが、武具は五行の相生にあたる色で、より力を引き出せるようになっていたりする。

菊田裕樹の「日本のスタジオミュージシャンを使った生演奏、生録音で作るゲーム音楽の限界」を目指したという楽曲の数々は、いずれも素晴らしく、最初のステージ珠洲からいきなり神秘的な曲で魅せる「Quake」、その後のボス戦では一転して激しくスタイリッシュな「Energy」、別のボスでも熱くたぎらせる「Die On Destiny」、その後も出雲の幻想的な「Labyrinth」、陰虎戦の「Absolute Lady」、ラストバトルの「Regret」、そしてエンディングなど捨て曲が無いと言える程である。

超豪華な声優陣である。

ディスクメディア以降のゲームでは珍しくもない事だが、本作は制作時で見てもベテラン、実力派が揃っており、主人公は遠近孝一、ヒロインこそ女優の京野ことみが演じているが、他の操作キャラは大塚明夫、山寺宏一、大谷育江、天野由梨、子安武人と凄い面々である。

敵役の紫微仙も堀内賢雄、安達忍、羽佐間道夫と重厚なキャストであり、その他一部地域のみのキャラですら井上瑤、石森達幸、田中真弓、高橋広司、竹内順子、笠原弘子と抜かりが無い。

もちろん、皆その名に恥じない見事な演技でキャラと物語を盛り立てている。

作り込まれた設定や音楽、声優の演技は本当に素晴らしい作品。

それだと何だかクソゲーの典型のようで、実際ネット上ではクソゲー扱いされているのも見られる。

確かに操作性などは褒められたものではないが、それだけではない魅力があるのも確かである。

「今の技術でリメイクしたら良作になりそうな作品」といった類の話題で、度々本作の名が出てくるあたりからもそれが窺える。

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