【中古】[PS] 98 甲子園(19980618)
【発売日】 1998年6月18日
【発売元】 魔法
【開発元】 魔法
【ジャンル】 シミュレーションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
魔法から1998年6月18日に発売されたPlayStation用のシミュレーションゲーム。
魔法が製作していた『甲子園』シリーズの一作。
前作と違い、ユニフォーム、校名、校旗、校歌、投球モーション等がエディットができるなど、シリーズでも異色の作品。
「前作」と同様に4000を超える高校からプレイする高校を選択し、甲子園の連覇を目指すのが目的。
強豪校から無名の高校まで当時実在していた高校はほぼすべて登場している。
前作同様、セレクトボタンを押す事で校名を実名にする事も可能。
「前作」では主人公はいなかったが、本作では主人公にあたる球児を作成する形になった。
主人公の入学式からゲームは開始する。
主人公は練習(ミニゲーム)や練習試合を繰り返してチームを強化し、甲子園への出場を目指す。
おバカな要素として特に話題となったのは投球モーションのエディット。
変な意味で自由度が高く、突っ込みどころ満載。
ヒロイン的ポジションとして幼馴染みのマネージャーがいるが、ローポリゴンで描かれていて笑ってしまうほど不細工。
実況に古谷徹氏、解説に加藤精三氏と、『巨人の星』の星親子の声優がそのまま起用されている。
古谷氏は饒舌だが加藤氏はあまり喋らず、代わりに球児が情けないプレイをした時などに一喝して締める役どころとなっており、星一徹そのままのイメージとなっている。
最初からバカゲー要素が目当てであれば良いが、過去の甲子園シリーズ同様の真っ当な甲子園ゲームを期待した人は確実に面食らう。
そのぐらいカオス。
もっとも、エディットに拘らなければ本作も前作までと同様にまっとうな甲子園ゲームになっている。
馬鹿をつきつめるかつきつめないかでこのゲームの評価は変わる。
何を血迷ったか、前作までとは打って変わってぶっ飛んだ方向に振り切り、不可思議なおバカ野球ゲームへと変貌を遂げた、甲子園シリーズの異端児。
これらのぶっ飛び具合から「これは1998年ではなく2098年の甲子園だ」などと冗談めかして言われる事も。
エディットに手をつけず普通にプレイする分にはそこまで異質ではない真っ当な作品であり、当wikiでも規定に従ってバカゲー判定は付けていない。
しかしエディットに拘った瞬間、本作はその姿を変え、プレイヤーを笑い渦巻くシュール・バカ世界へと引きずり込んでくれるだろう。