【発売日】 1995年7月28日
【発売元】 ビング
【開発元】 ビング
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
その昔、擬似3Dとよばれる技術があった。
ポリゴンによる3Dグラフィックがいまだ実用レベルに達していなかった時代に、2Dの技術である「スプライト」や「ラスタスクロール」等を用いて、その名の通り擬似的に3D空間を表現したゲームのことである。
ハード性能の限界と理想の間の苦肉の策であった。
しかしながら「本物の」3Dにはない味があるという人も多い。
特に多く見られたのがシューティングとレースゲームなのだが、シューティングにおいては1985年にリリースされたセガの『スペースハリアー』が大ヒットし、他社もそれに倣った作品を擁立した。
89年にリリースされた本作もその一つとしてよく語られるタイトルであり、疑似3Dシューティングの大傑作・ひとつの集大成と呼ばれる作品となった。
自機の真後ろ視点で進行するTPSタイプの3DSTG。
『ダライアス』や『アウトラン』と同じ樹形図型ステージ選択式で、全6ステージを好きなルートで走破する。
ラストステージでは自機がステージ事に違った変化をする。
結末も最終ステージ毎に異なる6種類が用意されている。
シールド制となっており、初期値は5となっている。
敵の体当たり、敵弾、または地形に当たることにより消費し、0の状態でダメージを喰らうとゲームオーバー。
シールドはステージクリア時に1回復し、全面クリア時に残りシールド数に応じてボーナスが入る。
ステージは道が存在する市街・郊外・ビル街・地下道、水上面の運河・海上、建物内の工場・寺院、それと空中となっている。
疑似3Dの代表作『スペースハリアー』と大きく異なる点は「道」の概念。ドライブゲームのように曲がりくねり、アップダウンもある。
しかし、自機は車両だが浮遊能力もあるため、特に路面を意識する必要はない。
全体にドライブゲームのような演出もあるがあくまで雰囲気作りである。
ただし路面を走行すると走行点が入るため、スコアを意識するならできるだけ地表を走行するほうがよい。
プレイステーション版は、1995年7月28日に発売された。
開発元のタイトーからソースコードを提供されなかった為いわゆる「目コピ」による雰囲気移植版となっている。
ビング側もその点を憂慮していた様で、PS版のパッケージ裏には「この商品は、(株)タイトーの許諾を得てアーケード版のナイトストライカーを参考に作った商品です。」との但書きがある。
また自機の操作はデジタル入力のみで。
AFS(VING Analog Feeling System)によるアナログ風の操作感を謳っているが、流石に厳しい。
ちなみに全BGMがCD-DA収録で、一時期は新品が1000円以下で投げ売りされていた事もあり。
サントラ代わりに入手したユーザーも多いと思われる。
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