【発売日】 1988年2月26日
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ハドソン
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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【中古】PS 桃太郎伝説
概要 (説明は『Wikipedia』より)
後に『桃太郎電鉄』シリーズを生み出す、桃太郎シリーズ第一作。
X68000版も存在する。
日本人なら誰もが知っているであろう昔話「ももたろう」をベースに、様々な昔話をミックスしてギャグ化した独特の世界観を持っている。
シナリオはさくまあきら氏、キャラクターイラストは土居孝幸氏が手掛けていることから、当時両氏が担当していた『週刊少年ジャンプ』の読者コーナー『ジャンプ放送局』でも、度々取り上げられていた。
また音楽を手掛けていたのはサザンオールスターズのベーシストである関口和之氏である。
オーソドックスなスタイルにちりばめられた独特な演出。
ドラクエスタイルの典型的なRPGながら、上記の昔話のエピソードや個性豊かな敵、また全編に散りばめられたギャグ要素がかなりの異彩を放っている。
特にギャグ要素の多さは戦闘面にまで及んでおり、様々なパロディ要素も多分に含んだユーモラスな外観とネーミングのギャグ敵が多く出現するのも特徴。
いわゆる「勧善懲悪」の王道なシナリオであるが、物語の根底にあるのは「愛と勇気」であり、桃太郎の立ち位置は一方的な正義に根差したものではない。
本作では、桃太郎が敵を倒すことを「こらしめた」と表現し、ザコ敵からボス、果てはラスボスに至るまで決して命を奪わず、敵側も桃太郎の愛と勇気を学び改心する。
また、戦闘に敗北しても死亡ではなくあくまでも戦闘不能という扱いで、死という概念を避けているのも特徴的である。
レベルは「段」、パスワードは「天の声」、経験値・MP・HPはそれぞれ「心」「技」「体」と、RPGにおける基本的な用語が和風な世界観に沿った言葉に置き換えられている。
敵である鬼の中には、行動やルックスが相応に凶悪なものもいるが、本作ユーザーがプレイ後に思い浮かべる「桃伝の敵キャラ」と言えば「貧乏神」「ユキだるま」「勉強の鬼」などのユニークな物が断然多い。
そういったほのぼのとした部分が強く押し出されており、敵側である鬼も人間を痛めつけたり殺したりといった非道で血生臭い悪行を行うことはない。
戦闘面でも重くなりがちな生死の表現や敵を倒すことの表現をやわらげていることもあり、RPGにありがちな殺伐感もなくどこか懐かしく温和な雰囲気のまま最後まで遊ぶことができる。
貧乏神や、変装とスリ取りでプレイヤーを悩ませた「スリの銀次」など、後のシリーズにおいて常連となるキャラも本作で既に登場している。
マップやキャラクターなどは緻密に描きこまれており、ドラクエとはまた違った温かみある雰囲気を醸している。
昔ながらの民話をRPGに落とし込んだ秀作。
調整不足な面が見受けられやや厳しい側面があるが、和をベースとしたRPGという斬新さや、RPGにありがちな殺伐とした世界観ではなく民話を取り込んだ温かみある世界観により、ドラクエの後追いで発売されつつも強い独自性を印象付けた。
のちにシリーズ化されることとなるがいずれの作品も高評価を受け、「愛と勇気のRPG」として知られるようになった。
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