パラッパラッパー(プレイステーション・PS1)の動画を楽しもう♪

【発売日】 1996年12月6日
【発売元】 ソニー・コンピュータエンタテインメント
【開発元】 七音社、ネメシス
【ジャンル】 音楽ゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

ソニー・コンピュータエンタテインメントより1996年12月6日に発売されたPlayStation用の音楽ゲーム。

リズムに合わせてボタンを押す、音楽(リズムアクション)ゲームというジャンルをゲーム市場に本格的に提唱した大ヒット作。

世界70カ国以上でリリースされ、パラッパは同日に発売された『クラッシュ・バンディクー』のクラッシュと並び、PlayStation®の顔と呼ばれるほど一躍人気を博した。

80年代から90年代にかけて活動していた音楽ユニット「PSY・S」の元メンバー、松浦雅也氏が手掛け、楽曲制作の大半も担当した。

各ステージでは先生指導によるラップの「手本」と、パラッパ(プレイヤー操作)による「実技」が交互にテンポよく繰り返される。

先生「Step on the gas!(アクセル踏んで)」→パラッパ「Step on the gas!(アクセル踏んで)」→先生「Step on the brakes!(ブレーキ踏んで)」→パラッパ「Step on the brakes!(ブレーキ踏んで)」といった流れ。

評価は基本的にはGOOD、BAD、AWFULがあり、ボタンとリズムを見て、タイミング良く入力し、GOOD以上の高評価を維持したまま完奏できればステージクリアとなる。

逆にBAD以下だとゲームオーバーとなり、途中でAWFULより下がってしまうと即終了する。

画面上部に横並びで表示されたボタンマークの上をノーツ(曲に合わせて進む顔アイコン。手本パートなら先生の顔、実技パートならパラッパの顔)が通り、マークの中心を通る際に一瞬膨らむ。

これが最大に膨らんだ瞬間に指定されたボタンを入力すればジャストタイミングとなる。

音楽とリズムとゲーム性を融合させた独創的なシステムは現在に続くまで様々なフォロワーを生み続けている。

ロドニー・アラン・グリーンブラット氏による可愛らしくもアーティスティックなキャラクターデザインが作品全体を彩っている(パラッパの友達であるサニー、ケイティ、P.Jはいずれもロドニー氏の既存キャラであった。)。

本作最大の特徴であり、他の音楽ゲームと一線を画す独自のシステムがこのアドリブである。

手本にないタイミングでラップを挟むことで、GOODよりさらに上のCOOLへの評価移行のチャンスが訪れる。

評価がCOOLへ完全移行すると「マスターコース」と呼ばれるパラッパの独擅場となる。

手本がなくなり、完全オリジナルのラップに挑戦することになる。

COOLを維持したままステージクリアすると特殊な演出を見ることができる。

手軽なボタン操作で自由自在にラップを刻んでいる感覚が楽しめる。

手本から解放されてオリジナルラップを刻んでいく心地よさは今作ならでは。

基礎も何もない状態から生まれた元祖音楽ゲーム。

類の見ないシステムでありつつ、音楽に合わせてデバイス入力して刻むという基礎的な部分は既に確立されている。

ジャンルの始祖的作品ということもあって、ボリューム不足の他粗削りでややとっつき難い個所もあるが、うまい下手を気にせずアドリブを刻むという、後続の同ジャンル作品では見られなくなった自由度の高い遊びを内包している点に大きな独自性が存在している。

家庭用ゲームである今作の存在が音楽ゲームというジャンル誕生のきっかけとなり、今作の後に稼働開始したアーケードゲーム『beatmania』によって“音ゲー”の基盤が完成したことにより、新たなジャンルとして定番の地位を確立していくこととなる。

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