大航海時代II(FM TOWNS)

【発売日】 1993年
【発売元】 光栄
【開発元】 光栄
【ジャンル】 シミュレーションゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

『大航海時代』シリーズ2作目。

今作では主人公を6人の中から選ぶ形式になり、それぞれの主人公のシナリオが名声を上げることで進んでいく。

主人公の数が増えるに伴い名声が「交易名声」「海賊名声」「冒険名声」の3つに分割され、各々が自分の職業に専念出来るようになった。

もちろん、職業外の名声を上げてもよい。

帆走船と橈漕船(とうそうせん)の二種類に分類され特徴が際立つようになった。

風の影響を受けるが嵐に強い帆走船、風の影響を受けずに安定した速度を出せて船員を多く乗せられるが嵐に弱く燃費も悪い橈漕船とそれぞれ特徴を持つ。

前作では大型船が非常に有利で、小型船でのクリアはほぼ不可能だったが、今作では海戦が必ずしも必要ではない事と、各船舶ごとの特徴があるために小型船にも使用価値が増えた。

世界地図の正確さが増し、港の数がさらに増えた。

副次効果として世界の地形や都市名を学習できるという点も。

国家数も前作の3ヶ国から6ヶ国に増加。

当時は統一国家でなかったイタリアが存在し、一方で大国フランス王国が存在しない。

これはあくまで「大航海時代」という視点から見た国々のチョイスだからであろう。

なおゲーム中のイタリアはジェノヴァに首都があり、ゲーム内の免税証でもジェノヴァ共和国を名乗っているが、当時のイタリアの諸勢力の全土を領有している。

本シリーズを象徴するのがこの「交易」要素。

その港で安価に販売されている「特産品」を購入し、他の港へ運んで高く売りさばく。

この2点間貿易で金銭を増やしていくのが基本である。

交易品の種類は極めて多く、香辛料を筆頭に、嗜好品、食品、織物、宝石、貴金属、鉱石、奢侈品、その他…と大盤振る舞い。

航海士の能力は、航海Lvと戦闘Lv、最大値が100までの数値データである統率力・航海術・知識・直感・勇気・剣技・魅力・運の8種、および測量・地図作成・砲術・会計・交渉の5つの技能など、多岐にわたるが、これに無駄が多い。

自由度は大体そのままにボリュームを増やした本作はシリーズ中最も高い評価を受けている。

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