1983年に米マイクロソフトとアスキー(現アスキー・メディアワークス)によって提唱された8ビット・16ビットのパソコンの共通規格の名称であり、MSXとその後継規格であるMSX2(1985年)、MSX2+(1988年)、MSXturboR(1990年)の総称でもある。

複数のメーカーからMSXの仕様に沿って作られたパソコンが発売された。

シャープ・富士通のパソコン御三家に対して出遅れた家電メーカーの大同団結を背景として、西が主導権を握る形でMSX規格は考案され、1983年6月27日に発表された。

1990年には販売台数が全世界累計で400万台を突破。

MSXは単なるパソコンとしてのみならず、当時の大人のマニア向けゲームハードという側面をもつ。