1987年3月28日にシャープが発売したパーソナルコンピュータである。

「パソコンテレビX1」のシャープテレビ事業部による後継機である(互換性などは基本的には無い)。

1980年代後半から1990年代前半にかけて、NEC・PC-9800シリーズ、後発の富士通・FM TOWNSシリーズと共にホビーパソコンの一角を担った。

日本のホビーパソコンCPUにモトローラのMC68000を採用した機種は、他に発売されなかった。

販売台数は1991年9月の時点で13万台。

グラフィック画面表示用のVRAM(フレームバッファ)は512KBを搭載している。

これを使用して、256×256または512×512×最大16ビット(65,536色)、768×512×最大4ビット(16色)の表示が可能である。

圧倒的なPC-9801のシェアに押されていたことが、逆に独自の豊かなフリーウェア文化が花開く土壌を形成し、ユーザー有志の手により様々なソフトウェアが作られ、パソコン通信や書籍などを通じて配布された。