【名前】 ティガレックス
【種族】 飛竜種
【別名】 轟竜
【弱点属性】 火(×)、水(△)、雷(◎)、氷(△)、龍(〇)
【破壊できる部位】 頭、前足、尻尾
【出現エリア】 瘴気の谷
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バンダイスピリッツ S.H.MonsterArts モンスターハンターライズ ティガレックス 【sof001】 [振込不可] [代引不可]
概要 (説明は『Wikipedia』より)
原始的な骨格構造を色濃く残したまま進化を遂げた大型の飛竜種。
絶滅種であり飛竜種の始祖と言われる古代生物、ワイバーンレックスに近い存在と考えられている。
黄色の外殻に青い縞模様の体躯と、歩行に適した形状に発達した前脚が外見的特徴で、飛竜種でありながら飛行を苦手とする反面、陸上での運動能力に徹底的に特化している。
その獰猛性と迫力は並大抵の大型モンスターをも圧倒するほどに凄まじいものがあり、肉食性の大型飛竜種の中でも指折りの実力を誇る非常に危険な大型モンスターとして知られ、一部からは「絶対強者」や「大地の暴君」などの異名でも呼ばれる。
ティガレックスを象徴する最大の特徴として、轟々たる大音量の咆哮が挙げられる。
咆哮で以て相手を威嚇する習性は多くの大型飛竜種に共通する生態であるが、ティガレックスの体内には「大鳴き袋」と呼ばれる特殊な内臓器官があり、これを利用して暴力的なまでの膨大な音量を誇る咆哮を放つ事を可能としている。
それは最早「音」の領域を超え、放たれた瞬間に衝撃波と化して周辺の物体を破壊してしまうほどの威力を誇り、屈強なハンターであろうとも、間近で受ければ身に纏う装備ごと吹き飛ばされてしまう。
かなり離れた位置からも耳に届くその咆哮から、ハンターズギルドでは《轟竜》とも呼ぶ。
前脚には飛竜種のそれらしい飛膜こそ存在するものの、「翼」としては未発達であり、前述したように飛行は苦手としている(不可能というわけではないが、実行するのは洞窟などの閉所で大きな段差を乗り越える場合などに限られる)。
しかし、強靭な脚力とバネを活かして上空まで一気に跳躍し、飛膜で気流を捉えて滑空する事は可能。
これによって地形を無視して長距離を移動する事も出来る。
主に砂漠や砂原などの乾燥帯に生息するとされるが、特定のテリトリーを定めてその地に定住する事は珍しく、各地を放浪するように移動しながら獲物を探している。
環境に対する適応力は高く、近年ではバルバレギルドが管轄する遺跡平原やチコ村付近の原生林など、高低差の激しい地域での目撃報告も増えている。
また、ごく最近になって新大陸古龍調査団が調査を続けている「新大陸」においても出現が確認されるようになり、従来以上に警戒されるようになった。
寒冷地域での活動に有利となる肉体的特徴は特に見受けられないが、それにもかかわらずフラヒヤ山脈の周辺などの寒冷地域での目撃例が比較的多い。
これはティガレックスがポポの肉を好物としており、そのポポを捕食するために自ら積極的に寒冷地に出向いているためと考えられている。
ただ自らの本能にのみ従って様々な地方に出没するため、ハンターズギルドの監視を掻い潜って突如として予想外の地域に襲来し、大きな被害をもたらす事例も多々確認されている。
このような神出鬼没な性質も本種の危険性の一端と言える。
平常時は後脚のみで二足歩行を行う個体が多く確認されているが、獲物や外敵を発見して臨戦態勢となると、地を掴むように前脚を降ろして四足歩行の体勢となる。
この体勢こそティガレックスが自身の運動能力を存分に発揮できる姿であり、四脚を駆使した突進の速度は時速50kmを超えるともされる。
また、脅威となるのは速度だけではなく、突進による攻撃を避けられたと判断すれば爪を地面に突き立てて急停止したり、あるいはその爪を軸に身体を翻して素早く獲物に向き直り追撃を仕掛けるなど、動体視力や制御力にも目を見張るものがある。
加えて獲物と認識した存在を執拗に追跡する傾向があり、岩壁などに四肢の爪を突き立て、そのままよじ登ってまで獲物を追い詰めていく場合もある。
捕らえた獲物は力尽くで押さえつけ、鋭い牙を顎ごと叩きつけるように喰らい付く。
余りにも乱暴な捕食行為に、獲物の肉体は骨が砕け血肉が飛散した見るも無残な屍と化す。
その様子は素人の目で見てもティガレックスの仕業と判別できるほどだという。
捕食を目的としない外敵との戦闘においても、本種の凶暴性は遺憾無く発揮される。
鋭い牙や爪は勿論、頑強な甲殻に強靭な尻尾など、全身のいかなる部位も敵に痛打を与える武器となる。
また、獲物の背後を狙う、爪を用いて切り出した岩石や氷塊を投げ付ける、地形や高低差を利用して飛び掛かるように奇襲を仕掛けるなど、見た目や凶暴性に反した狩猟や戦闘においての本能的な知性の高さも垣間見える。
興奮がピークに達すると身体の末端部を中心に血管が拡張し、充血する事で頭部や外殻の一部に波打つ模様のような赤色が浮き上がる。
この状態では血流が増加し、それに伴って外殻も多少は軟化するが、代わりに全体的な動きは更に加速化し、最早暴走と断言できるほどの危険な存在と化す。
怒りに燃え滾るティガレックスとの遭遇は死を意味するといっても過言ではないとされ、こうなれば新米ハンターは即刻退避しなければ命の保障は無い。
食料の確保を目的に平然と他のモンスターの縄張りに侵入する場合も多く、その縄張りの主であるモンスターと激しく交戦する様子がしばしば目撃される。
しかし、飛行能力に重きを置いた他種の飛竜については、地上での運動能力に長けるティガレックスと激突する事を避けるとされており、本格的な縄張り争いを繰り広げる様はあまり見られない。
ティガレックス自身も獲物を得て満足すれば長居せずに次の狩場へと向かう場合が多い事から、嵐が過ぎ去るのを待つように我慢して、安全と生存の確保を選ぶ飛竜が多いらしい。
逆に言えば、ティガレックス相手に真っ向からぶつかり合うモンスターを見かけた場合、それはティガレックスと同等かそれ以上の戦闘力を持つ存在であることを意味する。
いずれにしても周辺に住む人間の命や生活にとって危険極まりないことに変わりはない。
また、寒冷地域ではポポを積極的に襲うため、ポポの群れと共に生活を送る巨獣ガムートにとっては幼体の命を脅かす最大の脅威である。
更にティガレックスは個体や状況によっては成体のガムートにまで積極的に襲い掛かる場合もあり、この事からガムートが明確に自身への脅威として認識する数少ないモンスターでもある。
幼体の頃にティガレックスからの恐怖を強く植え付けられたガムートは、無事に成長した場合は特にティガレックスに対しての攻撃性が高まるとされている。
全身が武器と言っても過言ではないティガレックスの素材は武具の生産や強化には最適であり、高額で取引される。
剥ぎ取られた後でもなお威圧感を醸し出す素材は熟練の職人であっても加工が難しいが、それを乗り越えて作成された装備には見た者の心をも砕こうかという凶悪な迫力と破壊力が宿るという。
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