『神鷹』(艦隊これくしょん)の動画を楽しもう!

 

No.324 神鷹(しんよう) 大鷹型 4番艦 軽空母 声優:高尾奏音
艦船ステータス(初期値/最大値)
耐久 火力 装甲 雷装 回避 対空 搭載
38 0 / 14 15 / 35 0 22 / 37 14 / 30 33
対潜 速力 索敵 射程 燃料 弾薬
36 / 60 低速 28 / 48 9 / 49 30 25
図鑑説明
航空母艦、神鷹です。
神戸に避難していたドイツの客船でしたが、帰国は困難でした。
後に日本海軍に譲渡され、空母へと改装されました。
船団航路を護る海上護衛総隊に所属し、対潜掃蕩任務に就きました。
姉たちの敵に一矢報いたかった…けれど…。
夜…夜の海は…嫌…怖いです…。

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ゲームにおいて (説明はWikipedia』より)

2018年9月9日実装。

同日からスタートした晩夏…もとい初秋イベント「抜錨!連合艦隊、西へ!」E3の突破報酬。

公式からも発表された通り、実装と同時に改二も実装されている。

最初から純粋な改二が実装されている艦娘は春日丸とГангут以来。

改二改装の際は春日丸(大鷹)と同様に試製甲板カタパルトと改装設計図各1個が必要。

春日丸と違い、初期状態から艦攻、ソナー(大型ソナーを除く)、爆雷投射機、爆雷が搭載可能。

艦上偵察機、回転翼機、対潜哨戒機は装備不可。

未改造の段階から対潜値+7以上の艦攻を装備し対潜値65以上、または加えてソナーを装備し50以上にすることで対潜先制爆雷攻撃が可能。

春日丸は「春日丸→大鷹(Lv30)→大鷹改(Lv60)→大鷹改二(Lv85+試製甲板カタパルト+改装設計図)」と変遷するが、神鷹は神鷹改まで一切の改造がないため、下積みがかなり長い。

……と思いきや、神鷹は未改造の段階でステータスが大鷹とほぼ同等であるうえ、ソナーが装備できるため対潜先制爆雷攻撃の必要対潜値のハードルが非常に低い。

必要装備のハードルは高い。

神鷹改・同改二への改造可能Lvは大鷹と同じなので、育成のし易さに関しては春日丸よりも秀でていると言えよう。

インナーと髪飾りはNDL社(Norddeutsche Lloyd(ノルトドイッチャー・ロイド):北ドイツ・ロイド汽船)のファンネルマーク(黄色がかったオレンジ)がモチーフと思われる。

中破するとパンツがモロに見えている。

パンツ!パンツです!

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[game-1]

小ネタ (説明はWikipedia』より)

生粋の日本空母……ではない。

神鷹はもともとドイツの貨客船であった。

改装前の来歴は北ドイツ・ロイド汽船(NDL)の貨客船「シャルンホルスト」。

当然のことながら、シャルンホルスト級戦艦1番艦とは関係ない。

太平洋航路で他社に遅れをとっていたロイド商船が、逆転を狙って建造した2隻の客船のうちの1隻。

名の由来はナポレオン戦争時に活躍したドイツ(当時はプロイセン)陸軍の軍人、ゲルハルト・フォン・シャルンホルストに因むものである。

1935年4月30日、シュタイン船長の元処女航海に出発する。

それ以降1939年8月まで年4回17000海里を越えてブレーメン~横浜間で運航された。

1939年8月16日、神戸を出港したシャルンホルストは本国への帰路につく。

しかしマニラを経てシンガポールに向かっていたシャルンホルストに本国から驚愕の電報が届く。

第二次世界大戦の勃発である。

イギリス領であるシンガポールに寄港すれば抑留される危険があり、結局神戸まで戻り、本国に帰れぬまま3年程そこで過ごす羽目になる。

神戸においては第一次世界大戦前に寄港した大型巡洋艦シャルンホルストと同名のため親しまれていたという。

1941年には太平洋戦争が始まるが乗員や乗客はシベリアを経由して本国に帰ってしまっており、シャルンホルストを動かす人員はいなかった。

こうして戦争が終わるまで動くことも出来ないでいるシャルンホルストに日本海軍へ徴用する話が持ち上がる。

徴用されたと言ってもこの時点では空母化の話は無く、輸送船や仮装巡洋艦といった運用が考えられ、構造も殆どそのままで運用する事が想定され、戦争が終わればそのままドイツに返還する予定だった。

だが流転の彼女の運命は更に大きく動き出す。

ミッドウェ―海戦での大敗北である。

ミッドウェ―海戦で主力空母4隻を一度に失った日本海軍は、早急の戦力回復が課題となる。

その一環としてドイツ海軍で開発し、80%近く完成していながら建造停止状態であったGraf Zeppelinに目をつけ、「要らないんだったらちょーだい‼」とおねだりする。

当然ながらドイツ側はダメと突っぱねるが、その際の代替え案として提示されたのが、徴用したシャルンホルストの空母改装案だった。

こうして神戸から呉に回航されたシャルンホルストは「あるぜんちな丸」、「ぶらじる丸」、千歳、千代田と共に空母への改装が決定し、「1004号艦」として空母化への改装が始まる。

1943年12月15日、空母への改装が終わるとシャルンホルスト改め神鷹は、その1か月前に編成されたばかりの海上護衛総隊に編入される。

しかしドイツ製の電気推進式機関をそのまま流用した神鷹は、この機関の取り扱いと不調が当初から指摘されており、結局配属からほどなく日本製機関への改修を受ける事になり、戦力化は大きく遅れてしまう。

初陣は7月14日、本土~シンガポール航路の「ヒ69船団」で、航空機輸送任務を帯びた大鷹、海鷹や護衛総隊から借り受けた練習巡洋艦「香椎」(未実装)、海防艦も佐渡ら4隻が加わる当時としては大規模なものだった。

この中で神鷹は搭載した第931海軍航空隊の97式艦攻で対潜哨戒を実施、船団は護衛の海防艦1隻が潜水艦の雷撃で損傷するも無事にマニラを経て7月31日、シンガポールに到着し護衛任務を成功させている。

またこの際神鷹の搭載機は敵潜水艦を発見し護衛艦と共同してこれを撃沈したと報告している。

神鷹は引き続き本土に向かう「ヒ70船団」の護衛を命じられ、香椎や秋月型駆逐艦の霜月(未実装)、佐渡ら海防艦4隻の計6隻で8隻のタンカーを護衛して8月5日に出航する。

道中で内地に戻る軽巡洋艦北上も加え、15隻の船団は無事に内地に辿り着く。

多くの仲間を失った神鷹は、呉で整備を受ける中、新編された対潜掃討部隊「第31戦隊」と合同で船団護衛にあたることになる。

9月8日、ヒ75船団護衛を命じられた神鷹は卯月ら駆逐艦2隻、海防艦3隻を従え、秋津洲ら10隻の輸送船を従えて本土を出航。

台湾通過後は秋津洲ら一部船舶はマニラに向かい、他は無事にシンガポールに到着する。

初陣以来幾つかの船団を護衛し、たいした損害も受けずに切り抜けてきた神鷹だったが、遂に最後の時が訪れる。

11月13日、シンガポールに向かうヒ81船団の護衛に加わる事になった神鷹は、乗員の他にも推定で1200名ほどの便乗者を乗せ、駆逐艦樫(未実装)、海防艦対馬、択捉他5隻を従え、あきつ丸以下輸送船4隻、タンカー5隻を護衛して出航した。

輸送船にはノモンハン事件で奮闘した陸軍の精鋭「第23師団」が乗り込み、マニラに輸送される手筈だった。

しかし船団は対馬海峡付近でアメリカ潜水艦群に捕捉され、11月15日正午近くに五島列島沖であきつ丸が撃沈され2300名近くが戦死する。

船団は、いったんは進路を変え、朝鮮沿岸の麗水湾に入りその日は仮泊、16日は珍島で仮泊、17日朝に珍島を出るとすぐに大型機に触接される。

艦長石井芸江少将、高射長兼分隊長鈴木政則中尉以下1165名が戦死、生存者はわずか61名なのは神鷹とその周りの海自体が激しく燃え上がり、僚艦たちも救助のために接近できなかったこと、深夜であるため火が消えてしまうと真っ暗で捜索が難しいこと、深夜11月の冷たい海の中の長時間の漂流のためだと思われる。

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[game-2]

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