概要 (説明は『ピクシブ百科事典』より)
聞こえてきた声に対し、同じ言葉を大声で返事する妖怪。
山で暮らしているが最近、妖怪の為のお寺・命蓮寺に入門した。
神霊廟のストーリーでは、朝の早いうちから命蓮寺の参道にて箒で掃き掃除をしている。
寺にやってきた人間には元気よく朝の挨拶をし、そして妖怪らしく襲い掛かる。
人間を襲うのもこのお寺の勤行の一つと言ってはいるものの、早苗との会話では(本気でこれがお坊さんの勤行だと思っていたのかしら?)とも言っているので、これは単なる冗談らしい。
作中においては自機側が妖怪退治や戦闘に積極的な姿勢を見せたりしていた為、普段の響子が戦闘力の無い一般人相手にも同じ様に襲い掛かっているかは不明。
仏門に入った理由は山彦としての本領が発揮できない状況に空しさを覚えたため。
命蓮寺の掃き掃除は朝のお勤めのようで、他にも炊飯や迎え撃ちなどをしている。
また、門前の坊主がいつの間にか御経を覚えてしまったように、今ではそらで読経できるようになった。
出家まではしていないのかまだ山に住んでいるようで、山に帰って毎日読経したりしている。
そのせいで、最近では「誰も居ない山でお経を唱える声が聞こえる」と人間達に怖がられるようになり、山彦としてはともかく、妖怪としての面目は保たれるようになった。
一方で、幻想郷内でさえ山彦は自然現象と片付けられかけていた。
妖怪が死ぬ時は「完全に忘れられる」か「その存在が別の事で説明された時(例えば自然現象など)」なので、実は消滅寸前という危機を迎えていた。
形はどうあれ、間一髪で消滅を免れたのである。
ゲーム中の立ち絵の内、2枚にはそれぞれ「ぎゃ~て~ ぎゃ~て~」「ぜ~む~と~ど~しゅ~」の文字がセリフのように書かれている。
これは般若心経の一部(「羯諦羯諦」、「是無等等呪」)。
なお、立ち絵にはしゅーと書かれているが、稀に「ぜーむーとーどーしゃー」としているイラストがある。
正しくは「是無等等呪(しゅ)」である。
余談だが、なぜか早苗は撃破するまで彼女を妖怪と認識せず、普通の僧侶と勘違いしていた。
神霊異変については何も知らず、主人公達にとばっちりでボコられるなど理不尽な運命を辿る(とは言え響子は響子で笑顔で好戦的な様子を見せていた)。
後に、この時のことを「巫女がやってきてあばれた」と語っている(その時の回想に映された理不尽像に妖夢はいない)。
宮古芳香の事は見ているらしく、墓場の死体と言っていた。
二ッ岩マミゾウを妖怪の悩みを聞く頼りになる親分と評している(茨歌仙第9話)。
神霊異変後、冬の季節に木枯らしごっこをしていて霧になった伊吹萃香が挨拶がないという理由で命蓮寺を襲撃した際、参道を掃除していたところ背後から一撃で襲われ昏倒するなど、再びとばっちりの災難に襲われる。
その後は霊夢の神社へとこの件についての事情聴取に現れたマミゾウ、小傘の2人と元気に登場、今はもうピンピンしているとの事。
最近ではストレスからか夜雀とパンクロックバンドを組んで夜な夜なロックライブをしているらしい。
一部の妖怪と妖精には好評である。
しかし、ただでさえうるさいと不評を被っていた彼女が、デスボイス(魂の叫び)を駆使して歌う(歌…なのか?)というのは更なる不評を買っており、近々聖から夜雀共々お仕置きされるかもしれないらしい。
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【種族】 |
山彦 |
【二つ名】 |
読経するヤマビコ(神)、平凡陳腐な山彦(茨) |
【能力】 |
音を反射させる程度の能力 |
【テーマ曲】 |
門前の妖怪小娘 |
種族 (説明はピクシブ百科事典』より)
山彦。
妖怪の一種。
幽谷響(やまびこ)と書くこともある。
名前の元はここからか。
山で叫ぶと、オウム返しに聞こえるアレが元ネタ。
各地で様々な姿(犬や鳥・岩の姿など)をしていると伝えられている。
響子の耳は、犬のような姿(Wikipedia)をモデルに描かれていると思われる。
彼女ら「山彦(ヤマビコ)」は、どこからか楽しげな声が聞こえると、大声を出して返事で応えてあげるノリの良い妖怪である。
山の頂上などで「やっほー!」と叫んだ時「YAHOO!」と発音の良い声が返ってくれば、妖怪山彦の仕業。
だが最近は「ヤマビコは音波が反響しているだけだぜー」なんていう迷信が流行してしまい、加えて山頂で叫ぶ人も少なくなってしまった。
響子はそんな世俗に空しさを覚え(暇を持て余し)、仏門(命蓮寺)に入る事にした。
ちなみにオウム返しが基本の山彦だが、かけ声によっては返答にバリエーションがあるらしい。
「やっほー!」→「ヤフー!」基本形
「バカヤロー!」→「なんだとテメー!」青春形
「すいませーん!」→「こちらこそー!」大人は礼儀正しい
「ヤマー!」→「カワー!」山川さん限定
「今何時―!」→「そうね大体ねー!」時計ツール形
「いち足すいちはー?」→「……」算数苦手形
●容姿 (説明はピクシブ百科事典』より)
髪はウェーブのかかったショートボブで、色は緑青。
瞳は緑色。
茶色に薄く斑点模様の入った大きな垂れ耳と、小さな尻尾を持つ。
小豆色の、スマートで少し短めな長袖ワンピース(袖口は絞ってある)。
ワンピースの全面と襟は、薄いピンク色に分かれている。
上着の下には白いシャツのようなものが、ワンピースの下からは白いスカートが覗く(これがワンピースの一部かどうかは不明)。
足元は、黒い靴と白い三つ折りソックス。
服の各所には、細い黒のディティールが施されている(上着の小豆色とピンク色との境目(左側のみ)、襟、袖、スカートの裾)。
これには白い三角のギザギザ線が細かく描かれている。
ワンピースの右側には、花の形をした緑青色のボタンが付いている。
襟元に2個、下の方に6個。
劇中では修行として掃き掃除をしていることが多く、竹箒を持っている(武器としては一切使っていない)。
●性格 (説明はピクシブ百科事典』より)
元気で明るくノリがよい。
それでいて結構真面目。
そして大声。
毎朝きちんと掃除に炊飯とお寺のおつとめをこなし、出会った人には自慢の大声で挨拶をする。
大きな声で挨拶をしない者には喝を飛ばす。
(本人曰く)命蓮寺の戒律の一つである「挨拶は心のオアシス」を大事にしているようだ。(オ→「おはよう。」 ア→「ありがとう。」 シ→「失礼します。」 ス→「すみません。」)
だが、妖夢に対して「寺で殺生する者は殺生してやる」とか言う辺り、微妙に仏教の五戒は理解していない様子も見受けられる。(また、妖夢は妖怪や妖精相手に戦闘をしていただけで、死ぬまで斬るつもりは無かったと言っている)
魔理沙に「朝からうるさい」と言われた際に、アイデンティティの大声を否定されたままでは妖怪がすたると言って戦いを挑むなど、ガッツはあるようだが、普段は大人しく臆病な妖怪で、負けると「イジメないでね」と泣きつくこともあり、小動物的な苛めてオーラのようなものを纏っている。
[touhou-4]二次創作 (説明はピクシブ百科事典』より)
彼女は山彦(Wikipedia)をモチーフとしたキャラクターであるが、耳の形状や小動物的な性格からか、犬として扱われることが多い。
その関係か、一部の二次創作イラストではもふもふとしたしっぽが付いていることがある。
公式では、書籍作品東方求聞口授にて「大きな耳と小さな尻尾を持っている」と明記されたが、茨歌仙9話の冬服の後姿ではスカートの中に尻尾が隠れており、長らく尻尾の見える絵は公開されていなかった。
しかし、鈴奈庵11話にて、ごく小さくだが尻尾の生えた彼女らしきキャラクターが確認できる。
命蓮寺の一員として、星蓮船のボスキャラクター達や、マミゾウとの絡みが多い。
神霊廟体験版での新キャラクター同士ということがあってか、芳香と一緒に描かれる事もあるようだ。
また、ミスティアと鳥獣伎楽を結成した事で、彼女と一緒に描かれる事が多くなった。
白蓮への魔理沙の告げ口の事から、命蓮寺を離反して鳥獣伎楽に活動を一本化する作品もまれに作られている。
また、本編では接点が無いが似た者同士として書かれる高麗野あうんと意気投合している作品もある。
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