龍虎の拳(アーケードゲーム◆SNK)

【稼働開始日】 1992年9月24日
【発売元】 SNK
【開発元】 SNK
【ジャンル】 格闘ゲーム

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【未使用品】SEGA 龍虎の拳 4体セット「TVゲームヒーローズ」リアルアクションフィギュア フルポーズタイプ

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【中古】【箱説明書なし】[SFC]龍虎の拳(19931029)

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

ネオジオで発売した対戦型格闘ゲームでネオジオの「100メガショック」第1弾ソフト、またそのシリーズの総称。

『バトルスピリッツ 龍虎の拳』というタイトルでアニメ化もされた。

1992年(平成4年)9月24日にMVSでTHE・100MEGA SHOCK第一弾として稼動を開始した、シリーズ第一作目。

日本国外版のタイトルは『ART OF FIGHTING』。

本作は、当時隆盛を極めていた『ストリートファイターII』シリーズを踏襲しつつ、そこへさらに独自のシステムが数多く取り入れられている。

その一部は現在に至っても多くの格闘ゲームに採用されている。

「必殺技を超える超必殺技」という概念と名称を定着させたのが本作であると言える。

「限定された状況によって発動可能」、「より難しいコマンド入力が必要」という基本概念は、現在ではほぼ全ての2D格闘ゲームに共通している。

パンチ・キック・特殊動作・挑発の4ボタンでプレイする。

人間同士の対戦よりも、ストーリーモードであるCPU戦に主眼を置いた作りになっており、CPU戦ではリョウ、ロバートの2名でしかプレイできない。

対戦前に対峙する相手との掛け合い、音声によりしゃべるイベントシーン、ダメージを受けた際の顔のグラフィックの変化など、当時のアーケードゲームとしては稀有な演出の多さが特徴。

リョウは技の予備動作が大きいが、後の隙が少ない。

ロバートはその逆で技は早く出るが、その後の隙が大きい、と差別化が図られている。

また、必殺技のモーションが非常に遅く、通常技をキャンセルして出すことができない代わりに、必殺技としての説得力を十分に持った重さと威力が設定されているのが特徴である。

通常攻撃についてはパンチとキック以外に、パンチの後に特殊攻撃ボタンを押すと強パンチ、キックの後では強キックが出る仕組みとなっている。

また、キャラクターによっては特殊攻撃ボタンを単独で押すと強攻撃の代わりに通常投げを使うことが可能。

キャラクターが一定時間無防備になる気絶については、時間に対するダメージの蓄積ではなく、ある程度のランダム性を持たせてあり、これにより、生々しさと臨場感を演出している。

飛び道具はコマンド入力からボタンを押すまでのタイミングで速度に差をつけることができ、ボタンを押すまでの長さが長いほど速度が落ちる。

また、全ての飛び道具(超必殺技含む)は同じ飛び道具を当てるだけでなく、タイミングよく通常技を合わせることでも相殺することができるのも特徴的であった。

CPU戦の敵キャラクター登場順は完全固定されていて、2人倒すごとにボーナスステージとなる。

成功すると体力、気力ゲージをそれぞれ1段階アップさせる「ビール瓶切り」と「氷柱割り」、覇王翔吼拳が使用可能となる「超必殺技伝授」の3種類から挑戦する項目を毎回選択する形だが、超必殺技伝授は一度成功するとその後のボーナスステージでは選べなくなる。

体力、気力はいずれも3回成功すればゲージは最大値となるが、ステージの回数はクリアまでに3回だけなので、全項目を最大にすることはできない。

対戦プレイでは、ボスキャラクターであるMr.ビッグとMr.カラテを除く敵キャラクターすべてを操作できるが、Mr.ビッグステージで乱入するとMr.ビッグが、Mr.カラテステージで乱入するとMr.カラテも選ぶことができる。

このため、対戦格闘ではあまり使い道のなかったネオジオ用メモリーカードが使用される局面が見受けられた。

また、同キャラクター対戦も可能だが、先に2P側が選択していても、1P側が後で選択すると2P側のカラーが自動で変化する。

対戦時にはどちらのキャラクターも気力、体力ゲージは最大値となり、リョウとロバートは覇王翔吼拳を使える状態になる。

なお、最終ラウンドで地上にいる相手に必殺技を当ててKOする(空中の相手に必殺技を当ててはならない)と、通常とは異なる負け方が見られる。

このKOを俗に「脱衣」と呼ぶ。

女性であるキングの場合、衣装が破れて下着(ブラジャー)を露にするという演出になる(『2』で登場するユリにもこの現象が適用される)。

CPU戦で普通にキングに勝つと男性扱いのままだが、脱衣KOすると試合後の彼女の衣装や口調も変化する。

この脱衣の演出は『2』に受け継がれ、初期の『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(『KOF’94』『KOF’95』)でも継承されている。

各ラウンドの制限時間が過去の格闘ゲームでは1ラウンド99秒が主流だったが今シリーズでは1ラウンド60秒がデフォルトとなっており、後のSNK格闘ゲームでも1ラウンド60秒制を採用するゲームも増えていった。

●登場キャラクター

・リョウ・サカザキ  声 – 臼井雅基
「無敵の龍」の異名を持つ、極限流空手の使い手。

・ロバート・ガルシア  声 – 矢野栄路
「最強の虎」の異名をとる、極限流空手の使い手。蹴り技を得意とする。

・藤堂竜白  声 – 坂井貴行
藤堂流古武術の使い手で、後の『外伝』に登場する香澄の父。

・ジャック・ターナー  声 – マイケル ・ ビアード
暴走族「ブラックキャッツ(BLACK CATS)」のヘッド。巨体を生かした喧嘩技を使う。

・リー・パイロン  声 – 矢野栄路
中国拳法を使う猿の仮面をつけた老人で、本職は薬屋。

・キング 声 – 生駒治美
ムエタイを使う男装の麗人。

・ミッキー・ロジャース  声 – マイケル・ビアード
コーチを名乗る詐欺師から大金を騙し取られるも、3年後にアマチュア・ボクサーの王者となる。

・ジョン・クローリー  声 – 臼井雅基
「蒼い疾風」の異名をとる軍人。

・Mr.ビッグ  声 – マイケル・ビアード
サウスタウンを牛耳るマフィアのボスで、ユリ誘拐事件の首謀者。2本の短い棍を使う。

・Mr.カラテ  声 – 坂井貴行
初代の最終ボスで、天狗の面をつけた謎の空手家。

・ユリ・サカザキ  声 – 生駒治美
リョウの妹。初代ではビッグによって誘拐される。

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