【発売日】 1990年3月30日
【発売元】 ナグザット
【開発元】 エーアイ、アトラス
【価格】 5,800円
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 スポーツゲーム
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【中古】[PCE]熱血高校ドッジボール部 PC番外編(Huカード)(19900330)
【中古】【箱説明書なし】[PCE]熱血高校ドッジボール部 PC番外編(Huカード)(19900330)
概要 (説明は『Wikipedia』より)
アーケード版の稼働、ファミコン移植版の発売に続いてPCエンジン向けに発売された『熱血高校ドッジボール部』の移植作品。
諸般の事情により、発売元はナグザットとなっている。
本作はアーケード版をベースにファミコン版の要素を折衷した内容となっている。
ファミコン版の要素としては必殺シュートの概念・内野選手個々の能力設定などがあるが、能力設定はファミコン版ほどに細かいものではなくなっている。
また、アーケード版の要素としては試合時間の導入・選手のグラフィック・参加チーム・内野の人数が該当する。
そのため内野は4人となり、チームにおいてはソ連・インド・謎の軍団は登場しない。
全体的な調整は言わずもがなだが、特に挙げるべきは必殺シュート周りの調整であると言え、ファミコン版では必殺シュートの性能差がかなり強烈となっており、「もず落としシュート」が猛威を振った反面、あまりにも使えなかった必殺シュートである「稲妻シュート」など、必殺シュートの格差はどうしても挙げざるを得ない問題点であった。
本作ではもず落としシュートは追尾性能が大幅に低下し、加えてしゃがみで確実に避けられるようになり、稲妻シュートは威力は弱いままだが、それでもシュートの軌道などの性質が変わったことで当てやすくなった。
主だったところだと上のふたつが目立つが、それ以外の必殺シュートも調整を施されており、例えば「ブーメランシュート」も性質上ファミコン版では当てづらいシュートであったが、こちらもターゲット追尾性能が強化されているので幾分か当てやすくなっていたりする。
先のファミコン版の内容に比べて削除された要素が多いことが惜しまれるが、その代わりゲームバランスで言えば必殺シュートを筆頭にファミコン版よりも洗練されているため、ひとつのゲームとしての完成度はファミコン版に勝ると劣らない高い域にある。
また、クエストモードのシステムやハチャメチャなシナリオ運びなどの内容に対して好意的に見る意見も多く、ファミコン版で不満意見の強かった点滅やスプライト欠けの問題が解消されていることも大きい。
そのため、こちらもまた優れた出来を誇る傑作の名を戴くだけのゲームであると言え、実際にファミコン版よりも本作の方を好むユーザーも決して少なくない。
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