【発売日】 1985年11月
【発売元】 クリスタルソフト
【開発元】 クリスタルソフト
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『ウルティマ』の見下ろし型マップと『ウィザードリィ』のコマンド選択式戦闘の正統派RPG。
このスタイルのRPGでは最初期の頃の作品。
前作の問題点、描画速度の遅さ、システムや難易度のバランスの悪さなどを解消し、遊びやすく仕上がっている。
当時のRPGとしては親切で比較的プレイしやすかった。
見下ろし型マップと、コマンド選択式戦闘を基本システムとしたRPG。
またパーティ制の戦闘で、種族や職業の概念もある。最初期のゲームとして、現在のRPG正統派スタイルの基盤をすべて揃えたものだ。
キャラクターには種族と能力の二種類の属性がある。
種族は「人間」、「エルフ」、「ドワーフ」、「シー」の四つ。
それぞれ得意不得意がある。
能力は、「戦闘」、「幸運」、「魔法」、「神聖」、「操舵」、「言霊」、「英雄」の7種類がある。
これらは元々各キャラクターが持っている属性で変える事はできない。
ただし、能力のいくつかは後から身につける事ができる。
そして職業はこの生まれつきある能力と後から身につけた能力で決まる。
例えば、「戦闘」があるキャラクターが、「魔法」を身につけると、妖術師となるのだ。
正統派スタイルRPG黎明期の代表作とも言える作品。
バランスもよく、職業やパーティの自由度の高さなど、RPGとして満足できる出来。
当時のRPGは試行錯誤し自力で解く要素が多かったが、それに比べればかなり優しい作り。
ヒントも比較的多く、あまり迷う事がなかった。
序盤からして救済措置がいろいろとあった。
世界は三つに分かれており、それを攻略していく事になる。
ストーリーも王道的な英雄物語だ。
当時としては突出した親切設計でとにかくプレイしやすい。
多彩な戦闘、パーティの自由な編成や、職業の選択、王道だがボリュームたっぷりな内容と、RPGを楽しむ要素は十分ある。
最初期の正統派スタイルRPGの代表作だ。
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