オリビアのミステリー(スーパーファミコン)

【発売日】 1994年2月4日
【発売元】 アルトロン
【価格】 9,800円
【ジャンル】 パズルゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

アルトロンから販売された「うごく絵」シリーズのVer1.0。

往年の名作『キネティックコネクション』と類似した、動く絵柄が特徴のジグソーパズルゲーム。

パズルゲームには珍しいストーリー性を伴った作品で、珍奇で独特なシナリオのバカゲーとして知られている。

基本的なシステム面や操作やピースの数などは『きね子』を踏まえている。

本作ならではの特徴として、幾何学模様が多かった同作と異なり、ストーリー性のある1枚絵を組み立てる。

ステージ開始前に、ストーリーがテロップで表示されるようになっており、組み立てるパズルは語られるストーリーの内容にそったものになっている。

ステージの進行に伴いストーリーも進んでいく。

本作は全18面構成のマルチエンディング制となっている。

グッド、ノーマル、バッドの3段階のエンディングが用意されており、17面までのクリア時間によって最終面のストーリーと絵の内容が変化する。

パズルの絵柄がアニメーション画像となっているのがこのゲームの特徴だが、似たような色のピースが非常に多い。

全く同じ絵柄、同じ動きをするダミーピースが含まれている事があり、ダミーピースをキャンバスに正しい向きではめ込むと消滅してしまう。

もくもくと組み立てるだけなく、まず最初にストーリーを掲示してそれに沿った内容の絵を組み立てていくというのは、発想としてはおもしろい。

ジグソーパズルにおいて、完成図の存在がいかに大事かを教えてくれるソフトである。

これが無いというだけで、本作の難易度は不必要に引き上げられている。

のみならず、作品全体に渡って散見されるアラの多さからして、本作はハッキリ「完成度が低い」と言えよう。

しかし、シュールで破天荒なストーリー、ヘンテコな日本語の文体、意外と場に合ったBGM、そしてナチュラルにヘタっぴな絵柄には、牧歌的でどこか不思議な味わいがあり、粗探ししたらキリがないという突っ込みどころの多さと相まって本作をバカゲーたらしめている。

些細なヒントから正解を掘り起こさなければならないため攻略は困難を極めるが、程度の差こそあれ、ジグソーパズルとは元々そういうゲームである。

本作はその最低限の要素をきっちりとキープしているため、不親切な点はあれど、クソゲーでは決してない。

実際「動く絵を使ったジグソーパズル」という骨組みの部分は面白く、魅力的とも言える。

ただ、そのゲームを遊ばせる環境が、90年代半ばに発表された作品としては劣悪だっただけである。

同コンセプトの「キネティックコネクション」のファンや、こうした怪作とも言える作風が好きなパズルゲームファンにおススメしておきたい。

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