ファイナルファンタジーVI(スーパーファミコン)

【発売日】 1994年4月2日
【発売元】 スクウェア
【価格】 11,400円
【メディア】 24メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

ファイナルファンタジーシリーズの6作目。

グラフィックの美しさと大胆なストーリーが大きな魅力となっており、シナリオ・グラフィック重視という後のシリーズの礎を築いた作品。

「産業革命による機械技術」という現代な的要素と「幻獣がもたらす魔導の力」というファンタジー的要素が同居する独特な世界が描かれている。

世界を侵略せんとする「ガストラ帝国」とそれに抵抗する主人公サイドの組織「リターナー」との対立が基本的な構図である。

印象的なイベントが多く、序盤のダンジョンで死者を乗せ走る「魔列車」などはその存在自体がインパクトを残した。

スクウェアのドット絵技術が特に評価されていた頃の作品のひとつであり、各種モンスターの細かいグラフィックにはそれが如実に表れている。

『V』までより画面上のキャラクターのサイズが大きくなっており、感情表現のパターンも表情からリアクションに渡ってより多彩でわかり易くなった。

パーティーに加わるキャラクターは一時的に操作可能なゲストキャラを除き最終的に14人と、『VIII』までのFFナンバリングタイトル中で最多。

シリーズはバグの宝庫であり本作もバグが多い。

優れたサウンドや圧倒的なビジュアル、壮大なシナリオ等SFC作品でも最高峰クラスであり、非常に高い評価を得ている名作RPGの一つ。

特に前作から順当に進化したインターフェース、戦闘やメニュー画面の操作性・分かりやすさは当時のRPGでは最高と言って差し支え無いもので、今後も続く進化に開発陣の強い意欲が窺える。

その一方で、終盤は4桁ダメージが飛び交うインフレしたバランスや、難易度を低くしてしまう裏技やバグ要素の多さなど、詰めの甘さを批判する人も少なくない。

とはいえ、難易度の低さは裏を返せば遊びやすさに、インフレダメージは戦闘テンポの良さと相まってシリーズ随一の爽快感に一役買っている。

バグについても通常のプレイで進行までも途絶させるようなものに遭遇する事は早々無いので、RPG初心者にも十分オススメできる作品と言えるだろう。

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