ルドラの秘宝(スーパーファミコン)

【発売日】 1996年4月5日
【発売元】 スクウェア
【価格】 8,400円
【メディア】 32メガビットロムカセット
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

『バハムート ラグーン』と並び、スクウェアのSFC末期を代表するRPG作品のひとつ。

開発は『時空の覇者 Sa・Ga3 完結編』、『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト』を開発したスクウェア大阪が行っている。

スクウェアの自社開発作品に限れば、本作がSFC最後のRPG作品である。

「言霊システム」が非常に特徴的であり、特有のオリジナリティを形成している。

『バハムート ラグーン』や『ライブ・ア・ライブ』に知名度は劣るものの、同時期のスクウェア単発RPGの傑作として同等の評価を得ている。

カタカナで6文字以内の単語を自分で自由にネーミングして、魔法として用いる「言霊システム」が最大の特徴である。

言霊には法則があり、それに沿う事で好きな属性・効果の言霊を作る事ができる。

SFC末期の作品のため、ドット絵中心のグラフィックはFFVI同様完成度が高く美しい。

戦闘中の味方キャラのアニメーションが非常に細かく、滑らかに動きまくる。

戦闘に参加するキャラクター数も総勢12人以上と多く、キャラ別に全く異なるアクションを見せる。

物語の流れを3つの視点で追い、4人の主人公が並行して様々に絡み合うシナリオはなかなかに優秀。

ストーリーが一直線、イベント設計にやや粗は見受けられるものの、並行する3人の主人公の物語と、文字の組み合わせが魔法になる言霊システムが斬新かつ面白い試みである。

全体的に少しクセはあるが、ゲームバランスも良好なほうなので、斬新ながらも多くのユーザーに楽しめる作品と言える。

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