【発売日】 1988年12月16日
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【メディア】 2メガビットHuCARD
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
同社の『ゼビウス』以来となる対空・対地撃ち分けタイプの縦スクロールSTGである。
これまでのナムコシューティングの要素を取り入れた集大成的作品となっている。
既存のファンタジーRPG等において強大な敵として扱われることが多かった「ドラゴン」が主役となり、STGでは珍しい「剣と魔法のファンタジー世界」を舞台としている。
横移動のほうが縦よりも移動速度が若干速いため、敵弾の回避などには横移動を主に用いる。
対空・対地ファイヤーボタンでそれぞれの敵を攻撃する。
白く点滅する敵を撃破するか卵を破壊することによって出現するアイテムを取ることによってパワーアップ(場合によってはダウン)する。
ステージ構成は1面のカルスト台地に始まり、火山、ジャングル、砂漠、洞窟、氷山、海中、暗黒面、魔宮と全9エリアからなっている。
各種ステージでは、例えば2面は火山が舞台らしく火の鳥が飛び交いつつ中型の火炎弾が飛んできたり、4面は砂漠では王蟲が荒野では悪霊が発生したり、5面の氷山ではマンモスやオットセイといった寒地生物や氷の魔物が出現する等、ステージのテーマに合った敵の顔ぶれで統一されていて、ステージの雰囲気を醸し出している。
しっかりとした背景設定、クオリティの高い楽曲群、アリーシャ姫の「アムルー!」の呼び声が感動させてくれるエンディング、そしてナムコの当時までの(ほぼ)全作品が紹介されるという壮大なスタッフロールは圧巻。
バグやバランス面での問題はあれど、それ以外の面でそれらの問題点を霞ませるほどの魅力に溢れており、『ナムコ黄金時代』の思い出として、この作品を挙げるレトロゲーマーも数多い。
これまでのナムコゲームの集大成的な作品として名高い名作である。
PCエンジン版は、移植の関係上避けられない横画面変更・ハード搭載音源の違いを除けば、後半の2ステージがカットされている点以外概ね原作に忠実な良移植。
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