天才バカボン(セガ・マークIII)

【発売日】 1988年6月2日
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ
【価格】 5,500円
【メディア】 2メガビットロムカセット
【ジャンル】 アクションアドベンチャーゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

赤塚不二夫の人気漫画『天才バカボン』を原作としたソフト。

漫画・アニメのエピソードとは関連性はないオリジナルのストーリーが展開されるが、キャラクターの設定は原作漫画・アニメ『元祖天才バカボン』寄りになっている。

基本的にはジャンプと攻撃の概念があるアクションアドベンチャー。

登場人物との接触や建物内への部屋に入ると会話モードに。

コマンドは「はなす」「なぐる」「つかう」の3種のみとシンプル。

一部ではシューティングやパズルをやる局面もあり。

原作のアナーキーさを十分残しつつも、完成度の高いストーリー。

バカボンのパパが行方不明になったハジメちゃんを探すために町を探索していくうちに壮大な陰謀に巻き込まれていくという展開は王道ながら完成度は高い。

その陰謀も壮大ながらやはり天才バカボンの世界観に合わせたバカさも備えているあたりかなり分かった作りである。

移動画面、会話画面のドット絵で描きこまれたキャラクターも再現度は高く、会話や行動に対する反応も原作のテイストをうまく生かしている。

マニュアルも漫画仕立てになっているのもファンにはうれしいサービス。

原作の雰囲気を生かしつつ高い完成度のストーリーを作り上げ、ターゲットの層にも安心して楽しめる難易度に仕上げた完成度の高いキャラゲー。

原作既読者から初心者まで幅広く楽しめる良作。

『元祖天才バカボン』までバカボンのパパを担当していた雨森雅司氏が1982年に死去していたため、本作発売時のCMについてはバカボンのパパは富田耕生氏が担当した。

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