【発売日】 1986年5月
【発売元】 電波新聞社
【開発元】 電波新聞社
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
『パックマン』と並ぶナムコ最初期のヒット作。
ネズミの警官、マッピーを操作して猫の泥棒ニャームコ一味から盗品を奪い返すのが目標。
基本的には『パックマン』同様のドットイートアクションの系譜なのだが、時代が進んだこともあってか全体的なシステムは複雑化している。
複数の階層に分かれたニャームコの屋敷内を探索し、奪われた盗品を全て奪い返すと1ステージクリア。
全16ステージ(4パターン)で、17ステージ以降はゲームスピードの上がった2周目に突入するというこの時代にはありがちなノーエンディング仕様。
登場キャラクターは主人公の「マッピー」、敵ボスの「ニャームコ」、ニャームコの子供達の「ミューキーズ」、永久パターン防止用のペナルティキャラ「ご先祖様」。
ニャームコは時折盗品の影に隠れてしまい、その間は触れてもミスにならないどころかボーナス点を貰える(ただし倒せるわけではない)。
いかにうまく敵を誘導し、パワードアのマイクロ波で多数の敵を巻き込むか、が高得点獲得の上では重要な要素になる。
登場キャラクターの動作などはコミカルで親しみやすい。
『パックマン』で生み出されたキャラクター路線をさらに継承発展させたものと言えるだろう。
特にニャームコは盗品に隠れていて見つかった際には「1000点」と書かれた看板を出すなど、悪役ながらどこか憎めない、とぼけた味のあるキャラクターになっている。
現在となっては、有象無象の古びたレトロゲーに見えてしまうが、簡単ながら奥の深いシステム、親しみやすいキャラクター、完成度の高いBGMなど当時としてはなかなか革新的な要素を盛り込んだ作品であった。
現代でも通じるシンプルながら変わらない面白さを秘めた一作なので、機会があれば是非プレイしてもらいたい。
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