【発売日】 1984年3月31日
【発売元】 ハドソン
【開発元】 ハドソン
【ジャンル】 アドベンチャーゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ハドソンが発売したアドベンチャーゲーム。
当時のパソコンゲーム市場でブームとなりつつあったアドベンチャーゲームの初期ヒット作。
擬人化された野菜たちによって繰り広げられるストーリーを描いたメルヘン風のアドベンチャーゲームである。
サラダの国のトマト姫には、3バージョンがあり、その内容は大きく異なっている。
オリジナルのパソコン版では1984年当時の一般的なグラフィック付きコマンド入力式アドベンチャーゲームとなっている。
画面は上下に2分割されており、画面の5分の4を占める上部がグラフィック表示領域であり、5分の1を占める下部がテキスト表示領域でコマンド入力もここで行う。
グラフィックは、当時では珍しいプロのイラストレーターの起用により、ポップな色遣いと大胆なパース・線とその塗り潰しによって描画しているという理由もあり、直線を多用した独特の絵柄が特徴。
PC-6001版およびPC-8001mkII版は、4色という限られた色数にも関わらず、タイルパターンを駆使した中間色でカラフルな画面を実現しているが、MSX版は線画のみで白と青のモノクロ画面だった。
当時のアドベンチャーゲームとしては珍しくオープニングにBEEP音を駆使して曲が流れた。
前年にハドソンから発売された『デゼニランド』(1983年)が、アメリカ製のアドベンチャーゲームのシステムを踏襲した英単語入力のみ対応だったのに対して、日本語(カタカナ)によるコマンド入力も受け付けるようになり、英語の辞書が必要なくなったことでプレイヤーの幅を広げることになった。
とは言えコマンド入力式特有の難解さは健在であり、特にシナリオ終盤ではコマンド「wait」(日本語の場合「マツ」)をヒントも無しに何回も入力しなければいけない。
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