魔導物語1-2-3(PC9801)

【発売日】 1991年11月23日
【発売元】 コンパイル
【開発元】 コンパイル
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

同名のMSX2版『1-2-3』をPC-9801に移植した作品。

シナリオの流れは概ねMSX2版と同様だが、グラフィックがリアル志向であり、流血などやや過激な表現が見られるなど、後のシリーズと比べてやや異色となる演出が最大の特徴。

それにより、エピソード1のイリュージョンはより迫力が増しており、エピソード2のシェゾの結末も変更されている。

「○○が現れた」という判を押したようなメッセージを廃止。

「ぷよぷよ上から落ちてきた」「ウィッチのおでまし」「ケリをみまった」「舌がムチのように伸びる」「心臓凍結」「かき消える」など、敵キャラごとに登場・攻撃・退場メッセージが異なるようになった。

ほかにも、強力だが命中率の低い攻撃呪文「ジュゲム」、装備するとぺらぺら喋って持ち主の意思とは勝手に行動する杖「魔導杖」、アルルが現在向いている方角を示す「渾天石(こんてんせき)」、魔導力回復アイテムの「酒」類が初登場。

それに伴い、福神漬けやカレーライスなどカレー関連アイテムの効果は体力回復のみに統一され、以降の作品もそれに倣っている。

この作品から主人公の女の子にアルル・ナジャという名前が設定された。

また、エピソード2冒頭に登場する銀髪の魔導師の名前がシェゾ・ウィグィィ(後半のィが小文字)に変更された。

ゲーム中の表記はシェゾのまま。

本作でリアルな敵キャラクターが『魔導物語』のイメージに合わないという手紙が多々届いたため『ARS』よりデフォルメされた可愛いキャラクターに戻された。

なお、MSX2版『魔導物語1-2-3』を元にしたパズルゲームであるMSX2版・ファミコンディスク版『ぷよぷよ』は本作の約1ヶ月前に発売されたが、その時点ではキャラクター要素が薄く、その翌年の1992年に『魔導物語1-2-3』のキャラクター達を多く登場させたアーケード版・メガドライブ版『ぷよぷよ』が発売され、同作の攻略本などで『魔導物語』が紹介された際には、当時最新の移植であったこのPC98版『魔導物語1-2-3』が紹介されることが多かった。

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