【発売日】 1993年12月10日
【発売元】 コンパイル
【開発元】 コンパイル
【ジャンル】 ロールプレイングゲーム
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魔導物語 フィアと不思議な学校 Switch版
【特典】魔導物語 フィアと不思議な学校 豪華版 PS5版(【初回外付特典】フィアとカーバンクルのなかよしミニカレースプーン+【初回外付..
概要 (説明は『Wikipedia』より)
3Dダンジョン型ロールプレイング『魔導物語』シリーズの通算5作目であり、シナリオとしては『魔導物語1-2-3』以来の完全新作。
PC-9801用ソフトとして発売された作品。
『1-2-3』同様、3本のエピソードを同時収録している。
今までの魔導シリーズは『1-2-3』のリメイク作のみであったが、本作は完全オリジナルストーリーであり、『1-2-3』より過去の話になっている。
『ぷよぷよ』発売後のためか、グラフィックはPC-98版『1-2-3』のようなリアル画風ではなく、MSX版のようなデフォルメグラフィックに回帰した。
ディスクは7枚収録されており、1枚がOPデモ用で残りの6枚はアルル・ルルー・シェゾ編(各2枚使用)のゲームディスクになっている。
タイトルはそれぞれ、アルル(A)、ルルー(R)、シェゾ(S)の頭文字を意味している。
1フロアが8×8マスのマップを4方向に移動しながら探索していく3Dダンジョン探索型のRPG。
主人公が移動する空間は最初から最後までダンジョンで占められており、買い物もダンジョン内で行う。
出現する敵を倒したり、謎を解きながら脱出を目指す。
主人公の体力や魔力の増減、状態異常が数値では表示されず、言葉や表情、音楽で表現される。
例えば体力が十分あるときは「げんきいっぱい」だが、体力がわずかになると「もうすぐ、ばたんきゅ~」などと表現される。
このアバウトな表現が戦闘に緊張感を与えており、あとどれくらいで倒れるか・魔力がどれだけ使えるかなどを常に意識しながら戦闘を進める必要がある。
主人公と敵との1対1の戦いになる。
主人公か敵のどちらかが体力が無くなるまで戦闘を続けるのが基本。
攻撃は魔法(ルルーは技)を用いて戦い、炎の魔法(ファイヤー、ホットなど)と氷の魔法(アイスストーム、コールドなど)で攻撃を行なう。
基本的な魔法で魔導力を消費せずに使えるものもあるが、大半の魔法(技)は上級魔法ということで、使うと魔導力(ルルーは気)を消費する。
また、敵ごとに弱点が設定されているので、炎と氷のどちらに弱いかを見抜くことが勝利への早道となる。
当時SFCソフトの単品が8,000~9,500円が相場であったことを考えると10,290円でこのボリュームは破格であったと言える。
『1-2-3』以来リメイクのみだった魔導シリーズ初めての新作オリジナルストーリー。
『2』『3』ではまだまだ謎の多かったルルーとシェゾであったが、ルルーは格闘技の使い手であることが明記され、サタンの出会いに関して描かれた。
シェゾもなぜ闇の魔導師になったかという理由が明かされた。
二人の人物像に大きな影響を及ぼし、以降のシリーズの方向性やイメージを決定づけたのは、この作品と言っても過言ではないだろう。
今でこそボイスがあるのは珍しくないが、当時のゲームで声が出るのはとても珍しかった。
プレイヤーだけでなく敵もしゃべる。
登場時、固有攻撃、討伐時でそれぞれしゃべる。
難度が高く、多少作りこみの甘さがあるものの、目に余るひどいバグ等は存在せず、リメイクでも移植でもない始めてのオリジナルストーリーであることは大きく、後のシリーズにも少なからず影響を与えることとなった名作。
しかし当時PCがそこまで普及していなかったため、プレイできなかった魔導ファンが多いのが悲しいところ。
魔導ファンには是非プレイして欲しい作品であるが、コンパイルが倒産してしまった現在では入手は非常に困難であるのが難点である。
[game-1]魔導物語A・R・S(最新無料動画を楽しみましょう♪)