ジッピーレース(アーケードゲーム◆アイレム)

【稼働開始日】 1983年6月
【発売元】 アイレム
【開発元】 アイレム
【ジャンル】 レースゲーム

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概要 (説明は『Wikipedia』より)

1983年にアイレム(現:アイレムソフトウェアエンジニアリング)からリリースされたアーケードレースゲーム。

プレイヤーはバイクを操って、ロサンゼルスからニューヨークまでの道のりを完走するのが目的となる。

トップビューとリアビューを組み合わせたレースゲーム。

上下左右移動、アクセルとブレーキ操作と、基本的な車の操作は揃えている。

敵車両や障害物をよけながら、ニューヨークを目指す。

コースはメインがトップビュー。

コースクリア後、リアビューのハイウェイに入る。

双方で、一つのステージ。

チェックポイントは「ロサンゼルス⇒ラスベガス⇒ヒューストン⇒セントルイス⇒シカゴ⇒ニューヨーク」で、ニューヨークに到達するとゲームクリアとなり、バイクのスピードと消費燃料が上がった状態でロサンゼルスからのループとなる。

燃料があり、エンプティになるとゲームオーバー。

燃料は走行してるだけで消費し、敵車や障害物に触れてクラッシュすると大幅に消費するペナルティがある。

ステージ中に落ちている「燃料缶」を拾うと、少しだけ燃料が回復する。

また、各ステージのチェックポイントをクリアすると、一定量の燃料が回復する。

バイクには順位があり、敵車を追い越す事で順位が上昇、ステージクリア時に順位によって得られるスコアボーナスが変わる仕組みとなっている。

様々な障害物、そして燃料缶が巧に配置されており、戦略性のあるレースゲーム。

トップビューのコースは、オンロードでは分岐と合流やカーブ、オフロードではサボテンの配置や橋の通過といった障害がある。

分岐先の片側にだけ燃料缶が置いてある場合もあり、また、分岐で選んだ道幅によって難易度が異なる。

単に車を抜いて行けばいいだけではなく、どのコースを進むかという戦略を求められる。

ゲーム自体はさほど複雑ではないわかりやすいシステムなのだが、初見では序盤から苦戦する程度の難易度。

クリアするには慣れとパターンが必要となってくる。

もちろん周回プレイにおいてはさらに難易度は跳ね上がる。

トップビューの古典的なレースゲームを、障害物競争風に味付けしたゲーム。

コナミが本作の翌年にリリースした『ロードファイター』とゲーム性が類似している事でも知られる。

同時期に同系統のゲームが登場したのは何かの導きなのだろうか?

更に後発の作品であるタイトー発売/東亜プラン開発の『ダッシュ野郎』も、基本的なシステムはほぼ本作と一緒である。

ただし、ステージ毎の特徴がより強まっており、パターン構築性が高まっている。

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