【稼働開始日】 1987年11月
【発売元】 セガ
【開発元】 セガ
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1987年にてセガ・エンタープライゼス(現:セガ)からアーケードにてリリースされた横アクションゲーム。
主人公の忍者「ジョー・ムサシ」を操作し、さらわれた子供忍者達を救出しつつ、犯罪組織である悪の黒幕忍者を倒すのが目的とされる。
一人~二人交互プレイ可能、複数のステージに分けられた全5ミッション構成。
ボスステージの前に幾つか存在するステージ。
クリア条件は複数に配置された子供忍者達を全員救出(接触)し、右側奥まで進む事にある。
必ず全員の子供忍者を救出しないと、右側奥に進んでもクリアできない。
よって、ただ敵を倒せばいいというものではなく、遠回りしてでも子供忍者救出を優先しなければならない。
使用コントローラーは、レバーにて主人公の移動操作、ボタンは3つあり各自、攻撃ボタン、ジャンプボタン、忍術ボタンに使用する。
攻撃方法は、敵と離れている場合は飛び道具である手裏剣攻撃、敵と接近している場合は剣などの近距離攻撃となる(一部例外敵あり)。
一部の子供忍者を救出すれば主人公の手裏剣攻撃を強化できる場合がある。
強化すれば、手裏剣を当てた時に爆風が起き、通常では攻撃をガードしてしまう敵を一撃で倒せてしまう効果がある。
各ミッションの最後のステージには即ボスが待ち構えており、そいつを倒せばミッションクリアとなる。
子供忍者や雑魚敵はこのステージには出現しない。
最終ミッションを除く各ミッションをクリアすれば、3Dシューティング風のボーナスステージが発生する。
もちろん、ボーナスなのでミス要因は一切存在せず、ステージを終えると次のミッションに進む。
孤独の忍者が単体で犯罪組織に挑むという渋いテイストの忍者アクションで、様々な作風が多いセガゲーの中でも一際ハードボイルドな雰囲気を匂わせている一作である。
さらには、どうみても「北○の拳の雑魚風スタイルの敵」や「スパ○ダーマンに酷似した敵」といったやつらがおり、パロディ色の強さも目に付く。
そして何といっても、このゲームにおける最大のインパクトはボーナスステージにある。
複数の敵忍者を手裏剣で撃ち落す爽快感はなかなか高く、「もうこれを単体でゲーム化してもいいんじゃね?」と思える程。
しかも、画面最手前に敵忍者が迫ってきたショックはマジでビビる強烈さで、ボーナスステージなのに妙に真剣になってしまう。
骨太に難しく、スタイリッシュにかっこいい、80年代における硬派な忍者アクションといった趣旨の作品。
このストイックさは今の忍者ゲーではなかなか拝めないのではなかろうか。
また、システム廻りからナムコの『ローリングサンダー』と比較の対象にされる事も多い。(相違点として遠隔攻撃制限あり、近接攻撃不可、ジャンプ攻撃不可、敵と接触してもダメージ、要救助者なし、1つのステージが長い、ボスは最終面のみ、メガクラッシュなし、ボーナスステージなし等)
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