【稼働開始日】 1987年12月
【発売元】 アイレム
【開発元】 アイレム
【ジャンル】 シューティングゲーム
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【中古】 Mr.HELIの大冒険 [PCエンジン]
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1987年にアイレム(現:アピエス)より発売された業務用シューティングゲーム。
プレイヤーは「ミスターヘリ」と呼ばれるデフォルメされた戦闘ヘリコプターを操作し、惑星の破壊を企むマッドサイエンティスト「マディ」を倒すのが目的。
全6面で構成され1周エンド、自機は残機制とダメージ制を併用し、2人交互プレイ方式。
ステージは地上面の前半と地下面の後半に分かれ、地上面の最後に登場する中ボスを倒せば地下面に移り、ステージ最後のボス敵を倒せば次の面に進める。
ただし最終ステージには前半後半の区切りは無い。
原則として任意スクロールでゲームは進行するが、面途中の一定地点に到達すると自動的に強制スクロールに切り替わるシーンが幾つかあり、スクロールと壁に挟まれるとエネルギーの残量に関係なく即プレイヤーアウトとなる。
この他制限時間が設定されており、普通にプレイする限りはあまり無いが時間切れになると、プレイヤーアウトとなる。
自機の武器はメインショットの他、自機上部から発射されるミサイルと下部から投擲される爆弾の2種。
ただしミサイルと爆弾は同時使用できず、飛行時はミサイル、地面の歩行時は爆弾が使用され、各武器とも2段階までのパワーアップが可能である。
自機の強さに応じてゲームの難度が変わるランク制を採用。
自機の武器、特にメインショットのレベルによるランクの変動が大きく、ショットを最強状態にすると射程と範囲が飛躍的に伸びるがその反面、敵の耐久力が上昇し発射される敵弾の数も多くなる。
このため攻略記事などでは「ショットのパワーアップは1段階に留める」と記載されていた。
武器のレベルは「忍ヘリ」という敵キャラに接触すれば下げることが出来るため(この敵に限り接触ダメージは無い)、ゲームランクを落としたい場合は意図的にこの敵に触れる必要がある。
全体的にカラフルでポップな色使いのグラフィックは見た目綺麗なだけなく、細部まで描き込まれ、1987年当時ではかなりの出来栄え。
サウンド面もBGMの他、クレジット投入音やクリスタル取得音などのSEも出来が良い。
変化に富んだ地上ステージ。
青空を飛ぶ1面をはじめ、火山・城塞・洞窟・機械化要塞などバラエティに富み、登場する敵・ギミックも、火山面は溶岩の噴出、洞窟面なら怪しげな生物、城塞面は鎧で武装したヘリ、要塞面ではメカニック系の敵など各面の特徴に沿ったものが登場する。
「最強時のショットガンとクリスタル取得音は心地良い」と当時のライターに評された一作。
しかし同時に「鮮やかに描かれたグラフィックとサウンド以外に見るべきものはない」と評されるなど絵と音以外にはこれといった特徴が無かった。
難易度は高いものの、敵の出現パターンや攻撃は一定なので何度かプレイすればパターンを把握できる。
しかしミスすると溜めたクリスタルが0になって復活に苦労する、戻り復活のため同じ箇所を何度もプレイさせられる、ランク上昇を防ぐためにショットのパワーアップを抑える必要があり、撃ちまくる爽快感に欠ける。
などといった要素も手伝いコインを注ぎ込んでまでやりこむプレイヤーも少なく、ライトユーザーからは敬遠されてしまい、極僅かな期間で市場から姿を消した。
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