【稼働開始日】 1987年
【発売元】 テクモ
【開発元】 テクモ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1987年にてテクモ(現:コーエーテクモゲームス)からアーケードにリリースされた縦スクロールシューティングゲーム。
世界を侵略した虫型生物を壊滅させる為、2体の戦闘機がそれらの蠢く巣窟に挑むというストーリー設定。
全7ステージ構成。
本作はレバーと2ボタン(メインショット・ガンボール)を使用する。
本作には直接取得で効果の出るパワーアップアイテムが一切登場しないが、その代わりとして「ガンボール」という球体が存在する。
ガンボールは特定の小型敵と中型敵が持っており、それらを破壊すると画面内にばら撒く。
ステージクリア条件は従来のシューティング同様、ステージ奥に待ち構えるボスを倒す事が条件となる。
システム面における本作における最大の特徴は、何といってもガンボールにあるといっても過言ではないだろう。
ガンボールは取得するだけではなく、ボタンを押さないと効力を発しない。
すなわち、ガンボールを引き摺った状態でミスしてしまうと宝の持ち腐れである。
ガンボールの出現率は多めなので、あまり使い惜しみをしない方が得策であるが、あまりにも過剰に使うといざという時にピンチとなる危険性も孕むのが怖いところ。
従来ではアイテム効力相当のスピードアップなどのガンボールも使わなければ無価値である。
特にエクステンドは引っ付けているガンボールを無駄遣いしてでも使わないと泣きを見るハメとなる。
ガンボールシステムがやや特殊ではあるが、ゲームそのものはごく普通のシューティングである。
「ガンボールはアイテム効力を兼ねたボンバー」「メインショットがパワーアップしない」事を除けば、大方オーソドックスな内容となっている。
露骨な初見殺しは少なく、ほとんどの場面ではアドリブ攻略が可能であり、ガンボール(特殊攻撃)を駆使すれば1コインクリアもそう難しくはない難易度に収まっている。
1987年のACゲームとしてはグラフィックの書き込みは優秀な部類。
虫系シューティングらしく出現する敵は妙に生々しい外観となっている、虫嫌いな人には少々きついものがあるかもしれない。
ラスボスを務めている巨大トンボは残念ながら本作の汚点として語り継がれている存在である。
微妙にボリューム不足な面はあるものの、ガンボールを駆使する楽しさを持ち、外見的にもゲーム的にもそつなく作られた、当時のテクモの丁寧な仕事ぶりを垣間見られる作品。
とはいえ、あまりにも面倒なラスボス戦はどうにかならなかったのだろうか・・・
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