【稼働開始日】 1988年10月
【発売元】 コナミ
【開発元】 コナミ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ブルーサンダー45型(2Pはレッドサンダー24型)を操り謎の機械化軍団と戦う内容のコナミ製横スクロールSTG。
1レバー+2ボタンで操作。
1周目7面到達以降は途中参加及びコンティニューができなくなる。
スピードアップ、最大4機までのオプションを装着、3種類の武器をアイテムを取得する事によってパワーアップするアイテム制を採用している。
武器アイテムは続けて取得する事によって、最大4段階パワーアップさせることが可能。
オプションは自機の上下に2機づつ追加される。
オプションはオプションコントロールボタンを長押しする事で間隔を開いたり閉じたりする事ができる。
これにより異なるY軸に攻撃したり、自機に近づけてピンポイントの火力を高める事ができる。
オプションは最大まで取得すると、スペシャルパワーアップアイテムに変化。
取得するとオプションボタンを押す事でオプションコントロールの代わりに強力な攻撃を行う事が可能。
本体と同じ火力を有する子機を最大4機装着可能と、同社『グラディウス』を強く意識させるが、本作はアイテムパワーアップ制なのでどちらかと言えば『沙羅曼蛇』に近い。
当時のコナミ作品の中では比較的低難易度。
本作はパッと見難しめに見えるが、ブーメランショットが異常に強く、同期のコナミ作品の中では難易度が低めに設定されている。
だが、それらを覆し本作が何より「初心者向け」となっている理由は近年になって導入されるのが標準となってきたシンクロ連射装置になる。
なんとオプションを4個つけブーメランショットを選び、シンクロ30連射を押すと 如何なる状況においても常時処理落ちする という特徴を持っている。
そのため、初プレイでも手馴れたシューターならば容易に、そうでなくても少し練習すればすぐにクリアできてしまう。
コナミのSTGの代表作『グラディウス』は火山地帯やイントルーダーを代表する自然・生物的なキャラや、エイリアン面や要塞ステージを代表する機械と生物が同居したキャラが多いが、本作は『グラディウス』と比較して機械的な敵が非常に多い。
故に『グラディウス』と比較して地味と言われているのが現状だが。
本作の「ミス後の持ち直しを容易に」「難易度低め」「世界観はメカニカル」と言うゲームデザインには脱グラディウスへの意欲が見て取れる。
今でこそ丁寧に作られた初心者向けSTGとして再評価されているが、高難易度がステータスになりつつあったSTG全盛期の時代にあって本作はハードシューター達にとって物足りないヌルゲーとしてみなされ、そのため本作の評価及び知名度はかなり低く撤去も早かった。
ゲームデザイン、世界観等あらゆる要素で『グラディウス』シリーズとは異なる方向性を示した本作。
当時の高難易度、そしてそれをこなすことがステータスとなる風潮が出来つつあった中で、シューターから物足りないという意見が出たものの、その一方で丁寧な作りこみと良質なBGM。
そして高難易度化についていけなくなった一般層にはシンプルなシステムと遊びやすい難易度が好意的に受け止められ、結果的に長く愛される作品となった。
本作稼動から3年後にアーケード向けの続編がリリースされたこと、他のコナミ作品で本作のネタが度々登場していることがその証といえるだろう。
初心者向けの作品としても丁寧に作られたコナミ製横スクロールシューティング作品としてもオススメできる一品といえる。
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