【稼働開始日】 1988年4月
【発売元】 タイトー
【開発元】 セタ
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
1988年にタイトー発売、セタ開発にてリリースされた縦シューティング。
ちなみにセタが製作に関わった最初のシューティングでもある。
一人~二人同時プレイ可能、全6ステージ構成。
使用コントローラーはレバーにて自機移動、ボタンは各自、ショットとボンバーに使用する。
ショットは直進的なスタンダードなもの、ボンバーも画面全体を攻撃してくれる定番の性能となっている。
自機のショットは初回では射程制限があり、アイテム取得や下記のショット連打にて射程が伸びる。
ラスボスを除けばボスの存在は無く、ボス戦に該当するシーンは高速スクロールにて前後から攻めてくる雑魚とのドッグファイトのような戦闘になる。
まず本作をプレイするにあたって目に付くのがグラフィックの美麗さであろう。
下手すれば90年代中期のシューティング並みといっても過言ではないレベル。
なんと本作のスタッフは実際にゲームの舞台となるジオラマを組み立て、それをゲーム内に取り込んだというから驚きだ。
背景などの高低差の表現が同期のシューティングと比べて別次元の領域に達している本気っぷり。
また、ボスに該当する高速スクロールパートではハードロック調の男性英詞ボーカルが流されるという演出があり、これがやたらとかっこいい。
これは当時のゲーマーにとっても地味に話題となっていたらしい。
ゲームとしては正直なところあまり練られているとはいい難く、無駄に難易度が高騰している印象。
とにかくグラフィックとBGMの本気度は凄いのだが、肝心のゲームの評判が著しくないという問題を抱える作品である。
当時、『セタ ビジュアルワークス SCENE ONE』なるタイトルでこのゲームを紹介するビデオが発売され、この手の商品としては異例のヒットを記録した。
ただしその売上の大半は、同時に収録された『スーパーリアル麻雀 PII』と『同III』によるものだったと思われる。
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