【稼働開始日】 1988年
【発売元】 ジャレコ
【開発元】 ジャレコ
【ジャンル】 アクションゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
当時NHKでは大河ドラマ「武田信玄」が放映されており、それに便乗して開発されたと思われる。
1P側のプレイヤーは武田信玄を、2P側は武田信繁を操作したった1人(或いは2人)で戦うアクションゲームとなっている。
操作系統は8方向レバーで奥行きのある画面を移動し、ボタンは左攻撃右攻撃、ジャンプという操作感覚。
フィールドがあまり広くなく、敵を全滅させると自動で次のシーンに移行する形式で、『熱血硬派くにおくん』に近い形になっている。
アーケード版は2人まで同時プレイ可能。
全4面で、前衛その1→ボーナスステージ→前衛その2→ボスと一騎打ち、という流れ。
中型雑魚を倒すと出る風林火山の文字を集めるとパワーアップできる。
「風」で移動速度上昇、「林」で軍配を構え正面の防御力上昇、「火」で攻撃力上昇、「山」で体力の最大値が上昇する(それぞれ一度だけ)。
フルパワーになると自キャラの攻撃に短刀投げが追加されリーチが強化されるのだが、その状態で場面移動するとすっぴんに戻される謎仕様。
その代わり四つ揃えさえしなければ場面が変わってもミスをしても、果てはコンティニューしても効果が持続する。
他には得点が増える甲州金(らしきもの)、体力が少し回復する青い武田四ツ菱、雑魚を一撃で倒せるようになる赤い四ツ菱がある。
アクションシーンのグラフィックも、円熟に達していた1988年当時のグラフィックとはかけ離れた貧相な物になっている。
本作はタイトルの名義上、一応「史実の再現」という事にされているが、軍配を盾にして攻撃を防御し、敵本陣へ1人で挑みに行っている信玄や、人間サイズの信玄に対して上杉謙信をはじめとする敵将がロボットのようなゴツくデカい体型だったり、大将が史実ではまず使っていない武器を使っている等とツッコミ所が多く、歴史に忠実とは言いがたい有様。
雑なグラフィックやツッコミ所の多すぎるキャラデザ、技数の少なさ…と、ビジュアル面は貧相。
加えて、ゲームの難易度も高すぎる所か全体的に単調な攻略を強いられ爽快感もケレン味も足りず、当時の人気コンテンツに便乗した「お察し」な出来の一作であった。
[game-1]武田信玄(最新無料動画を楽しみましょう♪)