【稼働開始日】 1989年9月
【発売元】 アイレム
【開発元】 アイレム
【ジャンル】 シューティングゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
アイレムの作り上げた、自機が高い防御性能を持つ横STG。
タイトル画面に浮ぶ、目を見開いた巨大な顔面が印象的。
『R-TYPE』同様生物的なグラフィックを多用しているのが特徴的。
しかし本作は舞台がエイリアンに寄生された人間の体内であり、そこにミクロ化した戦闘機を送り込むという「ミクロの決死圏」な設定、故に比較にならないほどグロテスクに仕上がっている。
自機のサイズは多分シューティングゲームの中でも最小クラス。
しかしいくらエイリアンに寄生されているとはいえ「これ本当に人体の中なのか!?」と思いたくなるほど人間離れしたようなステージなので、生理的嫌悪感は逆に感じづらいと思われる。
特に2面で登場する恒例の巨大戦艦ステージの「ギガーリアン(多数のエイリアンが合体した姿という設定の敵)」は体内を舞台に繰り広げるゲームとは思えない雰囲気をステージと共に醸し出している。
本作最大の特徴はアイテムを手に入れることで追加される、攻撃判定・弾消し判定のある触手。
自機の中ほどから直接上下に二本生える。
片側だけで自機の約2.5倍の長さを誇り、切り離す事は不可能だが全体が近接戦用武器として活用可能。
また、先端から弾を撃てる。
レバー入力に連動し、左右の場合は入力と逆方向へ即座に先端を向け、上下要素では自機に引き摺られるように動く。
武器パワーアップの種類は威力の高いレーザー、オールラウンドで使えるホーミングミサイル、アイレム恒例のテクニカル武器・シャドウの3種類。
武器は場所によって使い分ける必要があり、戦略性も高い。
ボムアイテムを取得する事によって、サブウェポンの対地ボムを使用する事も可能。
覚えゲー。
触手の扱いは一筋縄では行かず、更に基本的な難易度からしてかなり高め。
難易度を高くしている要因として、ボス戦で主に安全地帯を多用するバランスになっている事が挙げられる。
2面までのボスは安全地帯を利用しなくても撃破自体は比較的楽だが、3面以降は正攻法では攻略が難しく、安全地帯を利用しないとなかなか先へ進む事が出来なくなっているボスも多く見られるようになる。
情報規制のおかげで非常にマイナーな作品だが、優れたグラフィック・癖のある触手を駆使して進めるゲームシステムから、操作して楽しい良作に仕上がっている。
本作登場当時、アイレムは理由の分からない情報規制を掛けていた。
そのため、本作に関する情報は当時のゲーム雑誌などには殆ど載らなかった。
同じような事になったゲームとして『R-TYPE II』や『ドラゴンブリード』がある。
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