【稼働開始日】 1991年2月
【発売元】 ナムコ
【開発元】 ナムコ
【ジャンル】 レースゲーム
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)がリリースしたアーケードゲーム。
『ウイニングラン’91』をベースに三面モニター化した他、クラッチなどリアリティ指向に手が加えられている。
ゲームモードにはノービスとスーパーがあり、ノービスは15位からのピットスタート、スーパーは13位からのグリッドスタート(予選は無い)になる。
コインを入れる前のオープニング画面は、ヘルメットのバイザーを上げているゲルハルト・ベルガーの写真を加工したようなものであった。
スーパーを選択した際のゲーム(レース)展開としては、グリッドスタートの際、アクセルの微妙な操作が必要(シグナルが青のなるまでのクラッチペダル操作等は必要なし)であり、スタートシグナルが青になった瞬間、回転が高いとタイヤのホイルスピンが過多になったり、逆に低すぎるとグリップし過ぎて回転が極端に落ちたりしてしまう。
回転計がレッドゾーンより少し手前くらいで発進すると、ロケットスタートになり、前車を抜かすところまで行く勢いになり、その後、前車のスリップストリームに入りつつスピードを維持できれば、かなりの順位アップになり、トップに出ないように1~2位の前車について行くよう(特にコーナー立ち上がりやストレート区間)にすれば、ファステストラップも記録しやすく、最終週の最終コーナー(ヘアピンほどではない右急カーブ)で1位の前車をオーバーテイクすれば、最終的に勝者となる可能性がある。
当時のゲームとしては、比較的レベルの高い操作をする自分以外(通信機能の対戦相手を除く)のコンピューターカー(敵車)が、同じかそれ以上という、本当にレースに参戦しているかのようなレースゲームは稀であり、1~4位くらいの敵車はうっかりミスをすると隙をついて抜いてきた。
そのゲーム(レース)展開にもよるが、上位を走る車は、マクラーレンかフェラーリまたはウィリアムズ(いわゆる『3強』)、当時中嶋が在籍していたティレルがよくその位置に居た。
中~下位は、レイトンハウスやラルース等が見られた。
筺体の車体部分は、フェラーリ風の赤とウィリアムズ風の青・黄・白の2タイプがあり、ゲームセンター等筺体を置いている店舗独自で当時のF1スポンサーだった企業ロゴステッカーを貼ったり(パイオニア等)しているのもあり、リアル感を出すところもあった。
このゲームがデビューした頃の1ゲームは300円と高額であったが、F1ブームも相まって当時かなりの行列ができたり、ひと目見ようと多くのギャラリーが筺体の前で囲むように見ていたりしていた。
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