【名前】 ゼノ・ジーヴァ
【種族】 古龍種
【別名】 冥灯龍
【弱点属性】 火(〇)、水(△)、雷(△)、氷(△)、龍(〇)
【破壊できる部位】 頭、翼、前脚、尻尾
【出現エリア】 龍脈の収束地
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概要 (説明は『Wikipedia』より)
大地に浸透した養分や、古龍の生体エネルギーを運ぶ地脈。
その地脈が収束する地にて発見された、<<冥灯龍>>と称される新種の生物。
最近になってギルドに命名されたばかりの生物であり、その多くは謎に包まれている。
四肢に背部の翼という、多くの古龍種に見られる特徴と一般的な生物とは比較にならない程の巨体、そして純白色の体を有し、頭部、両前脚、尻尾先端にはヒレ、胸部には赤く光る体内器官の存在が認められる。
その姿勢と折りたたまれている翼は、黒蝕竜や天廻龍等の生物と同じ骨格であることを示しているが、翼は完全に飛行する為の形状に進化しており、天廻龍等と異なり、翼を腕として扱うことは一切ない。
頭部には黒色の2対の角を戴き、それぞれにあたかも3つの眼があるように思わせる発光器官が点在。
現在確認されている生物の中でも長い部類に属する首は、頭部に高い可動性を与え、頭部を向ける範囲を大きく広げている。
更にその口内には蛇竜種を思わせる二股の舌が存在している。
四肢が生み出す運動能力は非常に高く、その気になれば巨体からは想像し難い速度で歩行する事が可能で、立派で巨大な翼は、巨体を容易く浮上させて移動もできる、高い飛行能力を生み出している。
体組織は周囲の光に対する高い反射性と、内部からの光に対しての高い透過性を兼ね備え、頭部、両前脚、翼端、尻尾先端から放たれる蒼い光と胸部から放たれる赤い光、周囲の光や暗闇、その全てと混ざり合って様々な色彩を生み出す。
その巨体だけでも十分脅威となり得る存在であるが、本種もまた、他の多くの古龍種と同様に特異な力を有する。
本種が司る力は「蒼白色に輝く謎のエネルギー」であり、同時に本種の最大の特徴でもある。
このエネルギーは地面を赤熱化させる程の熱量を持ち、また、これまでのどの属性にも属さない謎の性質を秘めている。
このエネルギーに対して耐性を持つ素材は見つかっておらず、蛇王龍と蛇帝龍が扱う正体不明のエネルギーとの類似が認められる。
なお、頭部、両前脚、翼端、尻尾先端が放つ蒼い光の正体もこれである。
このエネルギーは、胸部の体内器官と密接な関係にあると見られるが、詳細は不明である。
この謎のエネルギーは本種の主な攻撃手段にもなっている。
最初こそ単発のブレスや前脚、尻尾を用いた直接攻撃程度だが、時間経過によって各部位の蒼光が強まるに連れて攻撃は強化され、弾速の速いものや、レーザー状に放射されるものなど、ブレスのパターンも増えていく。
また、前述の物理攻撃にもエネルギーの爆発が伴うようになる。
特に、体内器官の輝きが最高潮に強まった際に解放されるエネルギーは凄まじく、ボディプレスの後、両前脚を地面に突き刺してエネルギーを送り込む事で、岩盤を容易く吹き飛ばす特大規模の爆発を引き起こす程。
本種の存在が確認されたのは、新大陸古龍調査団の大団長、竜人族のハンター、第5期団代表と扱われているハンターとその相棒であるオトモアイルー、編纂者の4名1匹によって行われた秘密裏の調査による。
新大陸の古龍の活発化と、地脈を流れるエネルギーの異常な高まりの関連性に気づいた竜人族のハンターは、大団長と共にエネルギーが集中する場所を調査し、特定する。
同時期に古龍達の調査を終えた5期団のハンター及びその相棒の編纂者は大団長より召集を受け、その場所の調査に同行することとなった。
現地に到着した一行は、編纂者を待機させた上で河を渡り、幾多の龍結晶と、幽き光を放つ大結晶が存在する空間に到達。
調査を開始したが、突然大結晶から無数の光線が放たれ、周囲の龍結晶を破壊、その内の一本によって竜人族のハンターが負傷した事で調査は中断された。
その直後に外殻を失った大結晶の中から、後に本種と認定される未確認の生物が生まれ落ちるという事態に遭遇。
大団長は「この生物を外に出すのは危険」と判断、戦闘の意思を示すが、第5期団のハンターに竜人族ハンターを連れての脱出を促され、承諾。
この生物を食い止めるよう指示を下して撤退する。
こうして、残ったハンターとオトモによる緊急の討伐戦が展開されることとなった。
激戦の末、生まれ落ちた本種はそのハンターとオトモアイルーの手によって討伐され、この生物が外に出る事によって招かれる危機を阻止することに成功。
崩落の中、ハンターが大団長に救出されてアステラに戻った頃には、既にギルドに「古龍渡り」の謎と、本種の存在が報告されていた。
本種が「冥灯龍ゼノ・ジーヴァ」と名付けられた事が明らかになったのは、「古龍渡り」の謎を解明した記念に行われた祝宴中に届いた、ギルドの返書の中からであった。
自らの手によって発見された新種が正式にギルドに認定された経緯故に、調査団は本種を特別な存在として扱っており、率先して本種の調査を行う意向を示している。
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